メーカーズディナーとは？

みなさん、いよいよGWがスタートしますね。今年最初の大型連休のご予定はいかがでしょうか。私はといいますと・・・むふふ「メーカーズディナー」に参加します！

メーカーズディナーとは、ワイン生産者(ワイナリー)や、ワイン輸入者(インポーター)が主催する｢ワインと食事を楽しむ会｣です。 ペアリングという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、ワインは料理と合わせることによってお互いの良さを引き出し、食の楽しみをより一層深めてくれます。

またワイナリーにとっては、自社のワインの魅力を伝える格好の機会であり、新たなファン獲得に向けて自社のワイナリーや提携するレストランなどで開催されることがあります。

なんと5/7（土）にふくしま逢瀬ワイナリー（郡山市）といわきワイナリー（いわき市）の２つのワイナリーが登場するメーカーズディナーが開催されると聞いて、ワインエキスパートとしては、参加しないわけにはいきません。

今回の主役である「ふくしま逢瀬ワイナリー」は、2015年2月から郡山市と（公財）三菱商事復興支援財団が連携協定を締結し、ワイナリープロジェクトを始動させました。同年10月にワイナリーが完成し、2016年には会津若松産ブドウを使ったスパークリングワインと福島県産りんごを使ったシードルをリリースしました。その後、2018年には『CIDRE 2016』が国際的なシードルの品評会で受賞。2019年には初の郡山産ワイン『Vin de Ollage 2019』を発売し、今年はさらにラインナップが増え、ワイナリーとしての歩みを確実に進めています。

もう一つのワイナリーは「いわきワイナリー」です。震災前の2009年にハンディキャップを背負った人達に安心して自立した生活を送って欲しいとの思いから設立したワイナリーで、2014年には自社畑のブドウで造ったワインが誕生。その後、いわき市とも協議し、新たに就労支援センター未来ファームを立ち上げ、本格的なワインづくりに取り組んでいます。

福島のワイン事情・・・いかに

果樹栽培がさかんな福島県。当然ブドウを栽培している農家さんは以前からいました。しかしながら、それは生食用のブドウであり、ワイン用のブドウとは種類が異なります。まだまだワイン後進県といわれる福島ですが、ここ10年でワイナリーの数はどんどん増えています。

ワイン用ブドウ栽培も徐々に増え、県内のワインショップや飲食店でも県内産のワインを見かけるようになりました。とはいえ、日本酒の方が圧倒的に知名度、クオリティ共に高く、まだまだワインに関してはこれから・・・といったところでしょうか。

しかしながら、メーカーズディナーが開催されるまでに至ったのは、これは大きな進歩であり、それだけワイナリーも育ってきたという事かもしれません。

そして、主役はワインだけではありません。もちろん料理も非常に重要な要素です。

このお料理と会場を提供してくださるのが、福島県や宮城県などでブライダル事業を手掛ける株式会社スカイパレスアソシエイツ。郡山には２つの式場があり、今回の会場となるのは安積町にある「THE FORTH AVENUE BRIMARRY COURT（ザ・フォース アベニュー ブライマリーコート）」です。

英国調の建物がシックで、いかにも式場という雰囲気ではないところが◎です。私がワインエキスパートであり、こちらのメーカーズディナーに参加予定ということで特別に会場を見せてくださいました。

どうやら明日はブライダルがあるらしく、既に会場はセッティングされ、ウエディング独特のハレの日の雰囲気が漂っていました。私が花嫁になったのはもうかれこれ十数年前・・・。

でも、いくつになってもウエディングっていいですよね。

5/7（土）は昼と夜の2つのイベントを開催

お話をいろいろお伺いしていましたところ、なんと5/7はメーカーズディナーだけでなく、昼間のイベントもあるとのこと。ブライマリーコートさんの素敵な中庭で「ブライマリーコート フェイバリットマルシェ」を開催。自家焙煎のコーヒーショップやアクセサリーショップ、雑貨店などが出店するそうです。こちらのマルシェは入場無料。普段なかなか入ることができない空間は非日常感たっぷり。こちらのイベントも注目ですね。ブライダルを考えている方も気軽に下見を兼ねて訪れるのもアリですよね。あるいはプロポーズ待ちのあなたも彼をその気にさせるのにも好都合かも？

ワイン好きの方もそうでない方も5/7はブライマリーコートへ行ってみる価値あり。5/7のメーカーズディナーはまだお席に余裕があるようですので、ご興味ある方はぜひご一緒しましょう。