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【相模原市】不器用な私でも簡単にできた!藤野芸術の家でガラス工芸体験

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は”芸術の秋”にふさわしい話題を一つ。「芸術のまち」と呼ばれる神奈川県相模原市の藤野から体験取材リポートです。

藤野…それは多くの人が惹きつけられる不思議なトコロ。この地域に魅せられた芸術家たちの作品がアチコチにあり、“アート・イベント”も一年を通して開催されています。

そんな「芸術のまち」として知られている藤野には、「ふれあい、体験、創造」をテーマにした自然に恵まれた芸術体験施設「藤野芸術の家」があります。

ここでは体験工房(木工、陶芸、ガラス)の他、宿泊室、スタジオ、ホール、豊かな自然に囲まれたキャンプ場まで盛りだくさん。

そして今回は、1Fにある「体験工房」に行ってきました。

豊富な道具や材料をそろえた3つの工房(木工、陶芸、ガラス)では、世界にひとつしかない自分だけの作品づくりが出来ます。困った時は専門の技術を持つスタッフから直接アドバイスが受けられるので安心して作品作りに没頭できるのが特徴です。

今回挑戦したのは、砂を吹き付けてガラスの表面に模様をつけるサンドブラスト。常時30種類以上のガラスの器やグラスを用意されており、趣向にあったものが選べます。

例えば、カラーグラス、ぐいのみ、ビールクラス、ワイングラス、ティーカップ、サラダボール、プレート、小鉢、コップ、星のお皿、ハートのお皿、コルク瓶、フォトフレーム、耐熱カップまである。そしておやすみランプも。

それにしても、「こんなのが作れるなんてスゴイ」と思いません?小学生でも30分~1時間ほどで簡単に作れると言うから驚きですよね。

ちなみに、私は「この ”おやすみランプ” が素敵だなぁ」と。

しかし極めて不器用な私…。本当に出来るのだろうか?今回は取材での訪問、時間に限りもあるし…。と考えていると、スタッフの方から「とっても簡単、どんな作品にも失敗なんて無いんですよ」と満点の笑顔。よし、やってみよう!

「おやすみランプセット」を受け取りました。で、何をしたら?

案内を見ると、1.シールを貼る。2.砂を吹き付け削る。3.シールを剥して水で洗ったら完成。なんだ!本当に簡単。これなら不器用者でも大丈夫そう。

シールは星やハートや、葉っぱ、動物や色々なデザインがあります。時間があれば自分で絵を書いてシールの型を作っても大丈夫。

つまり、ガラスに砂を吹きかけるので、シールのある部分は削られない。

だから、元の状態を広範囲で残したい場合はガラス全体にシールを貼っておけば良いというワケだ。これは個性というかセンスが出そう。

さて、私はウサギのシールを貼ることに。

シールを貼れば、あとは砂を吹きつけるだけ。自分の番が来るのを待つのみ。

前の方のを見せてもらうと、こんな感じ。

実際にやってみて感じたのは、シールを貼るデザインのセンスも大事だが、この砂を吹きかける作業が重要なポイント。あまり砂をかけ過ぎてしまうと、頭で思い描いていた完成図と大きくかけ離れた結果になってしまうので要注意。

なぜ要注意かと言えば、私が削り過ぎてしまったから。ほら…。

スタッフの方に「削りすぎちゃった」と言えば「イイ感じですよ」褒めてくれる。「上の部分に削り残しがあって変になっちゃった」と落ち込めば「これが手作りの良さ。世界に一つだけのランプですね」と元気づけてくれる。

「本当は…こんなイメージだったんですけどね」とは、さすがに言えなかった。

とは言え…自宅で点灯すると「いいじゃん」と自画自賛。手作りはいつも結果に寛容で、中途半端な削り残しにも徐々に愛着が沸いてくる。簡単に楽しく作れる実用品。ファミリーで楽しんでも、子供の体験としても、また大人同士で熱中してもOK。

同施設のすぐ近くには源泉100%かけ流しの穴場の温泉施設もあるので一緒にセットで行くのがおすすめです。

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藤野芸術の家
住所:神奈川県相模原市緑区牧野4819
電話番号:042-689-3030
開館時間:9:00~21:00(1F工房は~17:00) 入館無料
休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
公式ホームページ(外部リンク)
公式nstagram(外部リンク)
地図(外部リンク)
取材協力:藤野芸術の家

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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