7月にお話を聞かせていただいたかば田んぼの方からご連絡を頂き、以前、ご紹介した際には稲の収穫日までとなっていた第1回かかしコンテストの投票は、9月10日までと決まったそうです。

かば田んぼは、鎌ケ谷市で個人がされる唯一の水田です。農薬や化学肥料を使わずに米や野菜を栽培・販売し、地球上のすべての生物にやさしい自然環境づくりをされています。かかしコンテストを開催することで、鎌ケ谷市に残る自然環境に目が向けられ、今後も大事に守り育てていく機会になることを願って活動されています。

8月上旬に、以前撮影したかば田んぼを訪れると、思い思いのかかしが並んでいました。青い空にかかしがずらりと並ぶ姿は、本当に人間がいるように見えます。自由な発想で作られたかかしはズボンをはいているもの、帽子をかぶっているものなど、イメージする茶色っぽい案山子だけではなく、色とりどりのかかしが並びます。

中には顔のついたものもありました。背の高さも様々なので、草の上に立つかかしはジャンプしているようにも見えます。小学生が作った案山子もあるそうです。

かかしコンテストの主催者のかば田んぼの方より、かかしコンテストに出場しているかかしの一覧を教えて頂きました。ひとつひとつのお名前も意味を思わず知りたくなるような楽しそうなお名前が付けられているようです。かかしコンテストへの投票は9月10日の開票の為、投票の受付はすでに終了しています。どのかかしがたくさんの票を獲得するのか楽しみです。私たちの暮らす鎌ケ谷に残る自然をひとりひとりが少しずつ大切にすると、大きな力になりそうですね。

かば田んぼ
住所：千葉県鎌ケ谷市佐津間６７７－４９