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【鎌ケ谷市】日本各地へ野菜を届け続けて400年以上のkawakami農園。新しく珍しい野菜の栽培も。

ajisai地域ニュースサイト号外NETライター(鎌ケ谷市・白井市)

中佐津間地区で大根などの栽培をされている農家、kawakami農園の川上さんご夫妻にお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。

中佐津間地区で400年以上農家をされており、お話を聞かせていただいた川上さんは13代目になるそうです。栽培された野菜は、近隣の首都圏(千葉県、東京都、埼玉県、神奈川県)などのスーパーや関西方面にも出荷されています。

お話を聞かせていただいた時間には、洗い終わった大根がずらりと並べられ、水気を切って乾かしている所だと教えていただきました。すっとまっすぐ伸びた大根がずらりと並ぶ姿に圧倒されます。

畑も見せていただきました。大根の葉は青々と元気に育っています。実際に教えていただいて気づいたのですが、写真の真ん中より少し上辺りと下では、違う品種が植えられているそうです。りんごやイチゴなどは品種名を耳にすることが多くなりましたが、大根にも品種があるとのことで、写真でもよく見てみると葉の色に違いがあることが分かります。

これから収穫される大根は元気に葉を茂らせ、美味しさを蓄えているようでした。

冬場は大根に加え、ねぎも旬を迎えるということで、たくさんのねぎも元気に育っていました。2024年の夏の暑さは、ねぎの生育にも影響が。例年夏と冬に収穫されるねぎですが、暑さの影響で通常は出荷時期を迎えるお盆前には出荷することが出来なかったそうですが、冬のねぎはこれからの鍋の季節に向けてぐんぐん大きくなっていました。

同じく冬に出荷時期を迎えるかぶも大切に育てられていました。もう十分美味しそうですが、まだこれから収穫まで3週間ほどかかるそうです。夏場はにんじん、なす、じゃがいも、玉ねぎなど年間を通して、様々な野菜を生産されています。

おそらく、佐津間地区では他に栽培している所はないんじゃないか、ということで、こちらの野菜も見せていただきました。この木は高さ2メートルほどもあり、さながら公園の遊具のような大きさがあります。この大きな木には青パパイヤが実ります。

ぜひ、取ってみてくださいとご厚意で青パパイヤの収穫も体験させていただきました。ありがとうございます。寒さには弱いそうで、霜が降りると一気に弱ってしまうそうですが、10月の末になってもまだまだたくさんの花をつけていました。実を持ってくるっと回すと、こきっと取ることが出来ました。

こちらが青パパイヤの実です。水分をたくさん蓄えているようで、見た目以上にずっしりと重いです。中を割った写真は撮りそびれたのですが、細かい種がありました。切った時は、独特の匂いがしましたが、水につけてアク抜きをするとニオイも気にならなくなりました。薄切りにしてお肉と炒めると美味しいですよ、と教えていただき、やってみました。コリコリした食感はザーサイなどと似ているようですが、新食感です。栄養価も高いので、お問い合わせされる方もいらっしゃるそうです。

大根もご厚意でいただきました。ずっしり重い大根は、ご近所の方にもおすそ分けしたら、立派な大根と喜んでもらいました。美味しくいただきます。ありがとうございます。

13代目の奥様が作られたシールを、2年前から野菜に貼り出荷されているそうです。最初の頃は反響はわからなかったそうなのですが、2年目以降から徐々に、「カワカミファームさんの野菜を仕入れてほしい」と名指しで注文が入るようになったと、笑顔でお話ししてくださいました。鎌ケ谷市内では、お店に卸してしまうとどうしても高くなってしまうと、野菜を購入できるのは無人販売所のみです。今並ぶお野菜などの詳細は公式Instagramで紹介されています。(場所などの詳細は、お問い合わせの際にお伝えされています。)

kawakami農園
公式Instagramはこちら

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