洗濯槽の黒カビを増やす原因はコレ!やりがちな間違い3選
黒カビだらけの洗濯槽で毎日洗濯してるかも…
4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。
洗濯槽のお手入れを最後にしたのはいつか覚えていますか?半年前…1年前…やったことがないという方は要注意です!「洗ったはずなのに臭いが戻る」「黒ずみが気になる」という場合も、洗濯槽の汚れが原因かもしれません。
洗濯槽の掃除は月に一回
毎日洗剤を使い、汚れを洗い流している洗濯機ですが、洗濯槽の中は湿度が高く、黒カビが繁殖しやすい場所です。
洗濯槽裏の黒カビは、目で確認したり、手で掃除をしたりすることができません。
もし、「お風呂の浴槽を半年洗わないで使い続けて!」と言われたら…「黒カビだらけのバケツで下着を洗って」と言われたら…絶対にできませんよね?
洗濯槽も同じです。ご自身の身体やお風呂の浴槽を毎日洗うのと同じように、月に一度、専用クリーナーでしっかり掃除しましょう。
【閲覧注意】7ヶ月ぶりに洗濯槽を掃除したら…
ベビー用洗剤・石けん洗剤を使っている方はよくお掃除を!
石けん成分が多くされている洗剤は、石けんカスが発生しやすく、掃除を怠ると黒カビが繁殖しやすくなります。洗濯槽のお手入れは1~2週間に1度、高頻度に行いましょう。
黒カビを増やす原因かも!やりがちな間違い3選
洗濯槽はお手入れをしていても黒カビが繁殖しやいため、普段の何気ない行為が、黒カビを増やす原因になっているかもしれません。
定期的な掃除にプラスして、黒カビの繁殖を予防する洗濯機の使い方をしましょう!
脱いだ洗濯物を洗濯槽に溜めるのは間違い!
濡れたタオルや脱いだ衣類を洗濯槽に溜めると、衣類に含まれる湿気に汗・皮脂の汚れが混ざり、雑菌・黒カビが繁殖しやすくなります。
脱いだ衣類は、風通しの良いカゴに溜め、洗濯の直前に入れましょう。洗濯カゴは、不織布や布製のものではなく、プラスチックやスチール製のものの方が雑菌繁殖を予防できます。
濡れたタオル・衣類をすぐに洗えないときには、カゴに入れず干して乾かしましょう。
洗剤・柔軟剤を規定量より多く入れるのは間違い!
洗剤・柔軟剤の量が多すぎると、衣類や洗濯槽に洗剤が残留します。
柔軟剤の量が多すぎると、衣類の吸水性が下がったり、親油性の汚れを引きつけやすくなり、黒ずみが発生します。
洗剤・柔軟剤は、規定量を使用しましょう。
規定量は商品により異なるため、商品を変えた時には必ず確認し直すようにしましょう。
洗い上がった洗濯物をしばらく経ってから干すのは間違い!
洗濯後の洗濯槽の中は、湿度が非常に高い状態です。洗濯物を早く出し、洗濯槽を換気することで、湿度を下げ、黒カビの繁殖を予防しましょう。
その際、糸くずフィルターを掃除し、洗剤・柔軟剤ケースも乾燥させるようにします。
洗濯が終わったあと放置された洗濯物には、雑菌が繁殖します。
夏場だと1時間、冬場でも2時間以上干し忘れてしまった衣類は、もう一度洗い直しが必要です。そのまま干すと、黒ずみや嫌なニオイの原因となります。
衣類の生乾き臭・ニオイ戻りを防ぐためには、洗濯が終わったらすぐ干すのが鉄則です。
衣類を清潔に洗い上げるために、まずは洗濯槽から
洗い上がった洗濯物に、黒カビが付着してから掃除をするという方もいらっしゃるかもしれません。でもそれは、すでに洗濯槽裏が黒カビだらけである証拠です。そうなる前に、洗濯槽は定期的なお手入れが欠かせません。
どんなにいい洗剤や柔軟剤を使っても、カビだらけの洗濯槽で洗濯をしていては、元も子もありませんよね。
洗濯槽の汚れは、衣類の黒ずみやニオイの原因にもなります。
大切なご自身やご家族の肌に直接触れる衣類だからこそ、清潔に洗い上げたいですよね。月末や月初など、忘れにくい日を「洗濯槽掃除の日」と決めて、家事ルーティーンに追加すると、忘れずに掃除ができますよ!