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今、新築を建てたりリフォームすると高い?数年前の相場と比べると◯%アップ【工務店の本音】

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はじめに

住宅を建てたりリフォームしたりする際に、近年その価格が急上昇しているという話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。工務店の経営者に話を聞くと、数年前と現在では、建築やリフォームにかかるコストが実際に大きく変わってきていると言います。

今回は、具体的にどれほどの違いがあるのか、その背景と共に解説します。

1. 新築価格の変動

a. 現在の新築価格の相場

2024年現在、新築の住宅価格はかなり上昇しており、特に都市部では顕著です。数年前と比べて、建設資材や人件費の高騰が大きく影響しています。平均的な30坪前後の住宅を建てる際の費用は、以前よりも10〜20%ほど上がっているケースが多く見られます。

b. 数年前の相場との比較

数年前、特に2010年代前半では、新築の建築コストは現在ほど高騰していませんでした。当時の相場と比べると、現在の新築価格は300〜500万円程度高くなっていることが珍しくありません。この価格差は、短期間での大きな上昇といえます。

2. リフォーム費用の変動

リフォーム後の我が家のキッチン
リフォーム後の我が家のキッチン

a. 現在のリフォーム費用の相場

リフォームの費用も、同様に上昇傾向にあります。特に大規模なリフォームやリノベーションの場合、数年前に比べて20〜30%の値上がりしていると聞きます。
材料費の高騰に加え、リフォーム需要が増加していることも価格上昇の一因です。

b. 数年前との比較

例えば、数年前に行われたキッチンや浴室のリフォームが200〜300万円で済んでいたものが、現在では同じ規模で300〜400万円かかることもあります。
工務店経営者によると、特に電気設備や配管など、素材自体の価格上昇が著しいとのことです。

3. 価格上昇の主な要因

リフォームした頃の我が家のリビング
リフォームした頃の我が家のリビング

a. 建築資材の高騰

世界的な経済の変動や物流の遅れなどの影響で、建築資材の価格が大幅に上昇しています。特に、木材や鉄鋼、コンクリートなど、住宅建設に欠かせない主要な資材の価格は、コロナ禍以降急激に上がりました。
また、2023年以降も供給が安定せず、価格が下がる兆しは見られていません。

b. 人件費の上昇

建築業界での人手不足も、住宅価格の上昇を引き起こす要因の一つです。特に熟練した職人の数が減少しており、工事の人件費が上がっています。リフォーム業界でも同様の問題があり、職人不足が工期の長期化やコストの増加につながっています。

c. 住宅設備の高度化

新築やリフォームにおいて、省エネ住宅やスマートホームの需要が増えており、これに対応するための設備費用も上昇しています。断熱性能や太陽光発電システム、最新のキッチン設備など、現代の住宅は数年前に比べて技術的に高度なものが多く、これも価格の上昇につながっています。

4. 今後の展望と対策

a. 今後の価格見通し

短期的には、資材や人件費の高騰が続くと予想されています。したがって、新築やリフォームの価格が今後すぐに下がる見込みは薄いです。ただし、技術革新や省エネ設備の普及が進むことで、かなり長期的に見るとコストが下がるかもしれません。

b. 価格高騰に対する対策

もし、近いうちに新築やリフォームを計画しているなら、予算オーバーを避けるための工夫が必要です。具体的な例はこちらです。

  • 早めに見積もりを取得して工事費を固定する契約を結ぶ
  • リフォームの際には一部の工事をDIYで行う
  • 補助金制度を活用する
我が家はDIYを多用したり補助金を活用しました
我が家はDIYを多用したり補助金を活用しました

まとめ

数年前と比べて、新築やリフォームの費用は大幅に上昇しているのが現状です。主な原因は建築資材の高騰や人件費の上昇、設備の高度化にあります。

今後も価格が安定するまでには時間がかかると予想されるため、計画を進める際には、コスト管理を徹底し、適切なタイミングで工事を依頼することが重要となりそうです。

DIYクリエイター | 地方移住者 | 家庭菜園家

築40年の100万円物件をDIYでセルフリノベしている30代夫婦です。DIY/地方移住/家庭菜園をテーマに記事を書いています。子育てにも奮闘中。合言葉は「すべては味と思い出」。

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