最高峰の抹茶がケーキに?日本一の宇治抹茶と有名タルト専門店がコラボした期間限定の抹茶スイーツ!
抹茶スイーツ好きの方々に朗報!
なんと、あの有名スイーツ店「キルフェボン」が全国一と言われる宇治の抹茶の生産者「辻喜」さんとコラボした期間限定抹茶タルトを販売!
「辻喜」さんの抹茶は海外からも引く手あまた、数々の品評会でトップを走り続ける生産者さんです!辻喜さんの抹茶は入手困難とも言われるほど。
その抹茶をふんだんに使用した抹茶タルトですって?
それは食べなければ!
と、販売期間中にようやく購入することができました。
6月15日までの期間限定なので、手に入れたい方は超特急でお店へGO!!!
キルフェボン「京都府宇治市産 “辻喜”抹茶のショートケーキタルト」
2023年の新製品で当初は京都店限定だった「京都府宇治市産 “辻喜”抹茶のショートケーキタルト」ですが、他の店舗でもぜひ販売して欲しいとの要望で、全国のキルフェボンのお店で6月1日から15日までの2週間限定で販売されています。
辻喜さんのSNSで京都での限定販売を知り、京都だけなのか・・・と残念に思っていたのは私だけじゃなかったようで、その後全国での販売が決まったと知ったときは本当に嬉しかったです。
販売期間中にようやくお店に行くことができ、ワクワクしながら店内へ。
お店の前の看板にも写真があり、スタッフの方の案内で興奮気味にショーケースに近づくと、ありました!
美しいグリーン。これこそが辻喜さんの抹茶の色。
辻喜さんの抹茶は毎年取り寄せて飲んでいますが、シングルオリジン(単一農家、単一品種)でもここまで味わい深い抹茶が作れるのか、と毎回驚かされるのです。
こちらのタルトに使われているのは「さみどり」という品種。
宇治で生まれた抹茶用の品種の中でもメジャーなもので、香りや味も茶道のお茶席で飲む「これぞ抹茶!」というバランスの良い味が特徴です。
その抹茶がどんな風にスイーツになっているのか、抹茶の特徴がどのくらい生かされているのか、日本茶マニアとしては気になるところです。
キルフェボンのサイトの説明には
とあります。
抹茶として点てて飲んでも申し分ないランクの抹茶であるとのこと。
それをタルトに使用するとはとても贅沢です!
“辻喜”抹茶のショートケーキタルトをいざ実食!
大切に持ち帰り、いよいよ食す時がきました!
改めて綺麗なグリーンに、ワクワク。
数々の抹茶スイーツを食べてきた私ですが、このような贅沢なタルトは初めてです!
サイトの説明にも
と、「美味しそう!」がこれでもかと詰め込まれている様子が。
「ショートケーキタルト」という名前だけに、抹茶クリームの間にスポンジ生地が入っています。
一口食べてみます。
お、、おお!
こ、これは!
上質な抹茶の香りがふんわりと漂い、何層にも重なったそれぞれの素材の味が抹茶とともに仲良く溶け合い・・・お見事!の一言。
抹茶が濃厚すぎずちょう良い濃さで、どなたでも楽しめる味ではと思います。
これは、一見の、いや一食(?)の価値あり!です。
いやー、驚きました。本当に。
6月15日までなので、食べてみたい人は急いでくださいね!
キルフェボン(外部サイト)は静岡発祥のタルト専門店です。
グランメゾン銀座、青山、東京スカイツリータウン・ソラマチ店、横浜、静岡、浜松、京都、グランフロント大阪店、仙台、福岡にお店があります。
辻喜さんよりメッセージ
今回の抹茶タルトに寄せる想いを、辻喜こと辻喜代治さんにインタビューしました。
抹茶に対する真摯な姿勢と熱い想いが伝わってきます。
辻喜さんの想いをお聞きした上で、また一口、抹茶タルトをいただきます。あぁ、おいしい。
普段はなかなか手に入らない辻喜さんの抹茶がスイーツで味わえる至福のひとときでした。
「辻喜」さんとは?
さて、ここで辻喜さんについてご紹介します。
抹茶マニア、日本茶マニアの間では知らない人はいない伝説級の碾茶(抹茶の原料)生産者「辻喜」さん。
メディアにも数多くとりあげられ、最近ではNHK総合「えぇトコ」の宇治特集でも親子でご出演され、茶畑の様子も放送されていました。
宇治の白川地区という古くからの碾茶の産地で栽培をされており、辻喜さんの碾茶はその中でも最高品質と言われ、高値で取引されるそうです。
宇治の伝統的な栽培方法「覆下栽培」で太陽の光をさえぎり、お茶の葉にうま味や甘味をしっかりのせ、生産から製造まで丁寧に関わる辻さんの姿はもはやレジェンド。
京都で茶道の先生をされている方も、やはり辻喜さんの抹茶は別格、とおっしゃっていました。
辻喜さんとは以前からSNSでの交流があり、時々ワークショップ用に抹茶を購入していますが、毎年の受賞の数々、そして次はもっと良いものを!とさらに上を目指す姿勢は本当に尊敬してやみません。
それでいて謙虚なお人柄。辻喜さんの抹茶ファンが増え続ける理由の一つではないでしょうか。
息子さんもそんなお父様の背中を見てご自身の畑で切磋琢磨、品評会でも賞をお取りになり、6月初旬には2023年度産の荒茶品評会碾茶の部で一等一席(つまり一位)を受賞されています。
そして既に次年度の生産のための準備を進められているとか。
常緑樹である茶の栽培には終わりはなく、一年を通して茶園の管理が大切になります。
「おいしい抹茶をたくさんの人に楽しんでもらいたい!」という想いで熱心に取り組まれています。
辻喜さんの抹茶を飲むとその想いが伝わります。
抹茶のタルトを食べた後も、抹茶を飲んだときと同じように温かい気持ちになりました。
辻喜さんの抹茶は他にも
辻喜さんの抹茶を飲んでみたい!という方は辻喜さんのサイト(外部サイト)にオンラインショップもあります(すでに完売のものも)。
辻喜さんの抹茶を使ったスイーツを食べてみたい!という方は、今回のキルフェボンの他に、宇治の中村藤吉本店(外部サイト)の数量限定の「濃茶を楽しむチョコレート」があります。
こちらのチョコレートは辻喜さんの濃茶用の最高級抹茶「あさひ(品種)」を贅沢に使用して作られています。
お茶席でいただく濃茶を飲んでいるような、濃厚でふくよかな味わいの抹茶チョコレートなので、一片でも深い満足感が味わえます。
お値段もそれなりにするので何人かでシェアして食べるのがおすすめです。
辻喜さんの抹茶を使用したスイーツは今後もいろいろな形で出てくるのではと思います。
最新情報は辻喜さんのインスタ(外部サイト)をチェックしてみてください。
本物の抹茶スイーツ
ちまたに抹茶スイーツは数あれど、加工用の抹茶を使ったものが多く、中には着色料で緑色を出しているものも・・・。
手に入れやすいお手頃価格にするためには仕方のないことなのかもしれませんが、本物の抹茶の味を楽しめるものが食べたい!となると、やはりお茶の専門店や今回のような生産者の顔が見える商品展開のものがおすすめです。
頑張ったときのご褒美スイーツ、特別な日のお祝いとしてのクオリティの高い抹茶スイーツ。
本物の抹茶をスイーツで楽しんでみませんか?