Yahoo!ニュース

【タイムスリップ?】築100年の京町家、1棟貸しのホテルに泊まってみませんか?

くろにゃんホテルが好きなグルメライター

京都御所の西側にある路地裏にひっそりと佇む「Rinn 四季十楽(リン シキジュウラク)」。初めて京町家にステイしてみました!

Rinn 四季十楽(リン シキジュウラク)

「Rinn 四季十楽」は、築100年の歴史を継承した日本家屋を、和モダンにリノベーションしてホテルの快適さを備えた、1棟貸しの宿泊施設です。

重厚な扉の向こうにはプライベートの路地に面した10棟が立ち並びます。

通りから入ってすぐにダイニングがあります。昔は土間だったんでしょうね。

梁(ハリ)がモダンにむき出していて空間が広々としています。

スリッパや傘などがそろっていました。

キッチン付き

電子レンジ、冷凍エリア付きの冷蔵庫、IHコンロ付きのミニキッチンがついています。

ポットや4人分の食器も完備。

カップうどん、水、お茶、お菓子も自由にいただけます。

和モダンな収納と和室

オープンクローゼットはハンガーもたくさんあり、すっきり機能的。いいな、うちもこんなふうにしたい。

座椅子と丸いちゃぶ台。畳の部屋にほっこり。

開放的なヒノキ風呂

この季節なら窓を開放して、朝も夜も、露天風呂のようにお風呂に入れます!

ヒノキの香りにうっとり浴槽。京都の美容室・理容室の先駆けで120余年続くサロン「ひさだアートインダストリー」のバスアメニティ。さすがに翌朝の髪の状態が良かった♪

ハンドソープはローラアシュレイ。女性用の基礎化粧品のパウチやアメニティもそろっていました。

寝室は2階

階段を登って2階へ。

斜め勾配の天井がモダンなベッドルーム。

旅館のようにお布団敷きの和室。ここは2~4人で滞在できる、10棟の中で一番広い棟です。

サロンはフリードリンク&フリーフード

フロントの奥にあるサロンは、路地からもアクセスでき、8:00から22:00まで自由に出入りして過ごせます。

天井と壁が朱赤でハッとしました。中庭に面し、美術工芸品や本が飾られていてステキな雰囲気。

清水焼の器でいただくネスプレッソのコーヒーなどのドリンクと時間ごとに変わるフードプレゼンテーションを無料で楽しめます。

アフタヌーンティータイム(12~17時)

この日はビーフコンソメ、スコーン、ケーキ、抹茶わらび餅、チョコレートなどが登場。

ライブラリーの本を見ながら中庭のテラスでいただきました。ああ、ステキな時間!

ナイトバータイム(17~22時)

アルコールの種類が増え、京都クラフトビールや地酒、ワイン、リキュールなどがフリーフロー。のん兵衛さんにはたまりませんね。

サロンで出された生ハムチーズやナッツとともにいただきました。サロンのお酒やおつまみは各部屋に持ち込み可能です。

歩いて数分のところにスーパーが2つもあり、だし巻き卵や蟹サラダなど、お惣菜を買いました。シメはお部屋の京風カップうどん。

モーニングタイム(8~11時)

朝食には進々堂のパンも登場。

スモークサーモンやチーズ、サラダ、フルーツなどでサンドにしてもいいですよね。

チェックアウト後もラウンジは11時まで使えるのでゆっくり過ごせます。

朝食のあとは朝風呂に入り、またラウンジで冷たいドリンクを。滞在中このラウンジを大いに活用しましたよ。

おわりに

歴史を重ねた京町家にて、タイムスリップしたような非日常感が楽しめ、ホテルのように快適にステイできました。

滞在時のゲストは私たち以外みんな海外の方でびっくり。気になる方はぜひ一度泊まってみてください。

Rinn 四季十楽
京都府京都市上京区近衛町165
075-417-0210
公式ページ(外部リンク)

※取材協力

ホテルが好きなグルメライター

ラグジュアリーで非日常な空間が好き。関西と東京の2拠点生活。地方や海外へも身軽に出かけます。ホテルステイや食べ歩きを20年以上続けていて、ブログ「くろにゃんの孤高のグルメ旅」を運営。またインスタグラムなどのSNSでも日々の活動を発信しています。ホテルとグルメに関することをメインにさまざまな情報をお伝えします。好みの合う方は、ぜひフォローしてくださいね!

くろにゃんの最近の記事