Yahoo!ニュース

【京都市】上京区 映画にもゆかりの深い、方除・厄除の『大将軍八神社』で初詣と初恵比寿!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

『高津商会』でもいつもお世話になっている『大将軍八神社』さん。

長年のご縁をいただいている『大将軍八神社』さんは、撮影所などが近くにあったこともあり、映画関連の史跡も見られる大切な神社さんです。

『北野天満宮』近くにあった『法華堂撮影所』は日活に引き継がれ『日活関西撮影所』と名を改めました。

「高津商会」もゆかりの強い「大将軍八神社」さん。

初詣の旗の中に、猿田彦神社、厳島神社のものがまず出迎えてくれます。続いて夫婦神社や長者神社などの旗が続きます。

そこをよく見ると!

私が個人的にも大好きな「猿田彦さん」と「厳島神社」(宗像三女神)の旗に「高津商会」が奉納と名前があります!

『大将軍八神社』は、平安京造営の際に、陰陽道によって大内裏の北西角(天門)に、都の守護として大将軍道堂を創建。

北斗妙見信仰、太白精の信仰、暦神などの信仰が習合しているそうです。

江戸時代に大将軍神を始め、暦の神八将神とスサノオノ命その御子八神が習合。

大将軍とは素戔嗚尊(スサノオ)でもあり、また御子神八柱のうちの天津彦根命として、民間人から親しまれたそう。

年に2回特別公開される宝物殿。

この中に、興味深い資料や、私の大好物がたくさんあり本当に感動しっぱなしです。

「巳年」の「巳」の字が見られました。

京都では、1月10日が初恵比寿と言われて、七福神のお一人である恵比寿さんをお祝いします。

七福神のメンバーの一人ですが、実は七福神では日本生まれの神様は唯一恵比寿様だけです。

ちなみに今年の巳(蛇)は、七福神の神様の一人である弁財天さんの化身と言われています。

「大将軍八神社」でも、今年初めて「恵比寿神社」さんをご開帳されました。

とっても素敵な凛々しいお顔のえべっさん。

宮司さんにご挨拶にお伺いした際に偶然(必然)的にもご開帳されている「恵比寿」さんにお会いできてとっても嬉しかったです♪

この日にお伺いできて改めて強いご縁を感じました。

延暦13年(794)、桓武天皇が王城鎮護のために星神大将軍を勧請したといわれるお社です。

平安京遷都の際、桓武天皇の勅願によって、奈良春日山麓より大将軍神を平安京大内裏の北西角(陰陽道の天門)の地に勧請し、国家守護、国民の繁栄を祈念したのが始まりです。

ご祭神
大将軍神(素戔嗚尊・天津彦根命)
大歳神(天忍穂耳命)・大陰神(市杵嶋姫命)・歳形神(田心姫命)
歳破神(湍津姫命)・歳殺神(天穂日命)・黄幡神(活津彦根命)
豹尾神(熊野樟日命)
左客人宮 聖武天皇(天璽国押開豊桜彦命)
右客人宮 桓武天皇(日本根子皇統弥照命)

末社
【三社】 命婦神(オキツネさん、女性守護の信仰)
     宗像三女神[タゴリヒメ・タギツヒメ・イチキシマヒメ]
     (ベンテンさん・芸事の信仰)
     猿田彦神(サルタヒコさん・道開きの信仰)

【五社】 事代主神(エビスさん・商売繁盛、漁業の信仰)
     稲荷神(イナリさん・産業、農耕の信仰)
     菅原道真公神(カンコウさん・学業の信仰)
     長者神(フクロクジュさん・金運、長寿の信仰)
     大物主神(ダイコクさん・交通、開運招福の信仰)

たくさんお参りする場所があるパワースポットである「大将軍八神社」さん。

この機会にぜひ、お参りください♪

大将軍八神社

住所; 京都市上京区一条通御前西入西町48

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

高津商会RICAの最近の記事