【京都市】東山区 十日ゑびす大祭『恵美須神社』♪商売繁盛で笹もってこい♪
十日ゑびす大祭(初ゑびす)【京都ゑびす神社】
商売繁盛で笹持ってこい!
京都の恵美須神社は、西宮、大阪今宮神社と並んで「日本三大ゑびす」と言われています。七福神のメンバーの一人ですが、実は七福神では日本生まれの神様は唯一恵比寿様だけです。
十日ゑびす大祭は、吉兆笹を求めて連日にぎわう新年の風物詩。恵比寿神社では、商売人だけでなく多くの人が毎年お参りにきます。
8日(土), 招福祭, 9時~23時. 9日(日), 宵ゑびす祭, 9時~ 夜通し開門. 10日(月), 十日ゑびす大祭, 夜通し開門
「十日えびす」とは、七福神の「恵比寿様」が生まれたとされる1月10日前後(8日〜12日)に商売繁昌、五穀豊穣、除災招福などを願い参拝する祭典とされています。
鳥居の真ん中に箕(み・てみ)とくまでが合体したようなものにえびす様のお顔がついていて、福箕といい、箕はちりとりのようなもの、熊手はかき集めるもの。本来ならばここにお賽銭を投げます。さすがに、人が多く集まるえべっさんの日はカバーされてました。
私たちはかなり早めに行ったので、まだ人がそう多くはありませんでしたが笹を手にお参りする姿は真剣そのものでした。
セットになっているものから、自分で選んだものを吉兆笹につけてもらうシステムになっているものもあります。縁起物の大宝・福俵・福箕・福熊手・福鯛・宝船・宝来、その他縁起の良い、御札・御守り・福銭・小判などを授与されます。
宝恵かご社参では、東映の女優さんが松竹梅と紅白に飾ったかごに乗りこみ、ゑびすばやしの「商売繁昌でささもってこい」のかけ声勇ましく、太秦の映画村より神社へ参拝し、それより順次各デパート、商店、銀行等へ吉兆笹を配り、京の初春を祝います。
鳥居をくぐると「人気大寄せ」という赤い傘に金や白のかかしのような人形をぶら下げた縁起物を売る露店もあります。こちらを玄関などにぶら下げておくと、人気者になる、いろんな人との出会いを呼び寄せるとか。「高津商会」にもぶら下げてあります。
1月8日に生中継放送されたBS番組でもえべっさんから中継されてましたが、その番組の小道具・美術担当は「高津商会」でした♪
京都では「えべっさん」で、♪商売繁昌でささもってこい♪の掛け声とともに、一年のご縁を願ってお参りするのが、新春の風習の一つとも言えます。11日、12日は残り福もあります。今年は露店も出ていて賑やかでお祭り気分を味わえました♪
恵美須神社(京都ゑびす神社)
住所:京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125