毎年3月21日もしくは20日は春分の日。その春分の日を中日に、前後3日間を含めた1週間は春彼岸。連休を取って帰省なさるのは難しいかもしれませんが、ご先祖様に思いを馳せながら「甘い」ひと時を過ごすのはいかがでしょうか？

今でこそおはぎ、と総称されることも多くなりましたが、春彼岸では「牡丹餅（ぼたもち）」と呼びます。お店でも牡丹餅というところも少なくなったような気がします。

本日は銀座四丁目に本店を構える＜銀座あけぼの＞さんのおはぎの中から、粒あん＆こしあんのおはぎをご紹介♪

なかなかボリュームのある堂々とした佇まいのおはぎ。つややかながらも重厚感漂うこしあん、小豆の煌めきがまぶしい粒あん。それぞれのあんこに包まれたお餅は、粒の食感を残しつつも粘り気とコシに富み、拘りのもち米「宮城県産宮黄金」の長所が存分に発揮されています。

それぞれたっぷりのあんこで芯を包んでいるので、やや瑞々しくさらりとしたあんこでも、もち米と口の中で綺麗にまとまります。おそらくあんこの量が少なかったら、もち米だけが口の中に残ってしまっただろうなと思いますが、その心配は無用。

甲乙つけがたい粒あん、こしあん。口の中いっぱいに広がるもち米とあんこのハーモニーを楽しめるこしあんか、しゃきっとした歯ごたえと小豆の風味をダイレクトに感じられる粒あんか。

銀座あけぼのさんでは春彼岸中、今月24日までの限定販売となっており、お味は粒あん、こしあん、黒ごま、きなこの4種類となっております。

また、販売なさる店舗も限られておりますので、事前にチェックしておくのがベターかと。