年齢を重ねると、どんどん不幸になっていき、ある時期を過ぎると、どんどん幸せになっていくという事実。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「不幸のどん底は47歳」というテーマでお話しいたします。
平均すると、「47歳が人生のどん底」なのだそうです。← ショック!
この頃が、人生の中でもっとも不幸な時期で、そこを乗り越えると、徐々に幸せになっていくそうです。← 希望
人は、16歳を過ぎた頃から、どんどん不幸になっていき、47歳がどん底で、
そこを何とか乗り切ると、徐々に幸せになっていき、80歳を過ぎた頃には、16歳の時と同じように、幸せを感じるのだそうです。
※ ちなみに、16歳よりも下の年齢の方のデータは、見つけられませんでした。
よって本当は、もっと若いというか、幼い、6歳とか10歳の人のほうが幸せかもしれません。
よって、ただいま、47歳でもがき苦しんでいる人は、もう少し頑張ってください。もう少し経てば、徐々に光が見えてくるので、もう少し頑張ってください。30歳を過ぎ、40歳を過ぎ、徐々に苦しみ始めている人も、もう少し頑張って下さい。50歳を過ぎれば、あなたの人生、また光が差してきますから。
そう、ホント、もう少しの辛抱なのです。
どうして、47歳が不幸のどん底なのか?
これは、男性で言えば、
会社内では、上から抑えつけられ、下から突き上げられ、中間管理職という苦しい立場に置かれ、家庭では、子どもの教育費のために、奥さんから自分の小遣いを削られ、親の介護のことも、そろそろ考えねばならない時期だからでしょうか? あと、男性更年期に突入する方もいらっしゃいます。
他には、この年齢で会社をクビになり、有力な転職先が見つからず、右往左往する人もいらっしゃいますし、配偶者との不仲により、人の幸福度に大きく影響を与える別居や離婚を迎える人もいるからです。
女性で言えば、
そろそろ更年期に突入するし、あれこれお金は出ていくし、夫とは不和(別居? 離婚?)だし、子どもから見向きもされなくなりつつあるし、自分の親の介護問題も、夫の介護問題も考えねばならない時期だからでしょうか?
他には、ご主人が失業されて、経済的にいっぺんに追い込まれる方もいらっしゃいます。
誰にも避けては通れない「47歳どん底」問題ですが、必要以上に不幸にならないためには、下記のことが重要です。
1.夫婦関係を良好なものにしていくこと。
独身の方は、友だちや遊び仲間やパートナーと仲良くしていくこと。
2.身体的健康を維持していくこと。
食べ物と睡眠と運動に気を配ること。
年をとったら、寝たきりならないよう、日頃から足腰を鍛えておくこと。
3.精神的健康を維持していくこと。
食べ物と睡眠と運動に気を配ること。
モノの考え方を健全なものにしていくこと。
年をとったら、認知症と老人性うつに気をつけること。
4.経済的健康を維持していくこと。
お金をしっかり稼ぎ、貯め、そして使っていくこと。
副業にも果敢に挑戦していくこと。←おかしな業者に騙されないように…。
浪費を慎み、積極的に投資をしていくこと。
※投資とギャンブルは、全然違うものです。どうぞ、勘違いならないように…。
5.上記の1から4を相談できる、かかりつけのカウンセラーを持つこと。
上記の1~5をしっかりやっていけば、あなたも10代、20代の幸せを、30代40代になっても維持し続けることが出来るでしょう。そして、50代、60代、70代と、年を重ねていくごとに、どんどん幸せになっていくでしょう。
続いて、年を重ねていって、幸せになる理由
1.人と自分を比べなくなり、毎日を心安らかに過ごせるようになる。
2.無理してお洒落をしなくていい。←お化粧やお洒落に興味がない人は快適です。
3.いろいろな役割から解放され、自分らしくいられる。
4.物欲からも解放され、もうそんなにたくさんの物は必要としなくなる。
5.若い頃に比べ、人生経験が増えたことにより、賢い意思決定ができるようになる。
以上です。
以上が、年を重ねていったら幸せになる理由です。
というわけで、
毎日が、どんどんつまらくなっていっている20代、30代、40代の人は、お早めに手を打ってください。そして、「全然、幸福度が上昇していかない」とおっしゃる50代、60代、70代の人は、お早めに手を打ってください。
希望はあなたを捨てません。
どうぞあなたも希望を捨てないようにしてください。
というわけで、今日は、「不幸のどん底は47歳」というテーマでお話しいたしました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。