さらに上を目指す無敗の元2階級制覇王者
WBOスーパーウェルター、WBA同級レギュラー、WBOミドルと3本のベルトを巻いたデメトリアス・アンドラーデ。現在WBOスーパーミドル級4位にランクされる。
最初に獲得したタイトルの防衛戦を期日までに行わなかったことで、剥奪された過去を持つ34歳のサウスポーが、WBAスーパーミドル級8位、デモンド・ニコルソンと戦った。
アンドラーデは2度のダウンを奪い、3人のジャッジそれぞれが100-88と採点する圧勝だった。自身の戦績を32戦全勝19KOとしたアンドラーデは言った。
「私は間違いなく、新しいクラスでも格の違いを見せることが出来た。スピードとコンビネーション、そしてボクシングIQを使うことが今日のプランで、実行したんだ。私がベストだと言える唯一の方法は、強い選手と戦うことだ。
ニコルソンが獣であることは誰もが知っている。だからこの試合を決めたんだ。彼が激しく前進すると知っていたから戦ったし、間違いなく野獣の要素を持っている。今日もそれを見せてくれたよな。
168パウンドの誰と戦えるか検討するよ。俺はもっと強く、もっと鋭く、もっと速くなるさ」
今回の勝利でランキングは上がるであろう。身長183cm、リーチ187cmのアンドラーデは、スーパーミドルでも結果を残せるか。