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オリーブって実はなるの?食べれるの?自宅でオリーブ栽培を楽しむ方法まとめ

DIY-FUFUDIYクリエイター

オリーブ栽培は、興味深く、成功すれば自家製オリーブを食べることもできる魅力的な趣味です。特に温暖な気候の地域では、日本でもオリーブを栽培して収穫が可能です。この記事では、オリーブがどのように育つのか、収穫して食べるまでのステップ、そして栽培方法について詳しくまとめます。

1. オリーブは本当に日本でも育つ?

オリーブは地中海性気候が原産の植物ですが、日本でも温暖な地域での栽培が盛んです。香川県小豆島や瀬戸内海沿岸地域は、特にオリーブの栽培で知られています。日当たりが良く、水はけの良い場所で育てると、うまく収穫に成功することができます。

写真1: 庭で育つオリーブの木
写真1: 庭で育つオリーブの木

2. オリーブの栽培方法

オリーブを育てる際のポイントは以下の通りです。

場所選び: 日当たりが良く、風通しの良い場所を選びます。オリーブは寒さに弱いため、冬の冷え込みが少ない地域が適しています。

土壌の準備: オリーブは水はけが良い土壌を好むため、土壌が重たい場合は砂や腐葉土を混ぜて改良します。

水やり: オリーブは乾燥に強いため、過度な水やりは必要ありません。ただし、苗木を植えてから最初の1~2年は、根がしっかり張るまで定期的に水やりが必要です。

剪定: 枝が混み合うと風通しが悪くなり、病気や害虫が発生しやすくなるため、定期的に剪定を行いましょう。

写真2 放っておくとすぐに枝が混み合ってしまう
写真2 放っておくとすぐに枝が混み合ってしまう

3. 収穫と食べ方

オリーブの実が成るまでには少し時間がかかりますが、3〜5年ほど育てると、徐々に実をつけるようになります。収穫したオリーブの実はそのままでは苦いので、塩漬けやオリーブオイルに加工して楽しむのが一般的です。

収穫のタイミング: オリーブの色が緑から紫に変わり始めた頃が収穫の目安です。

加工方法: 塩水に漬けて苦みを抜いたり、オリーブオイルにすることで美味しく食べられます。

写真3: オリーブを植えて4年目 実がなり始めました
写真3: オリーブを植えて4年目 実がなり始めました

4. オリーブ栽培の楽しみ方

オリーブはインテリアやシンボルツリーとしても人気があります。庭で育てることで、風に揺れるオリーブの葉の美しさを楽しめるだけでなく、実際に収穫してオリーブオイルを作るなど、生活に彩りを添えることができます。

写真4: 手作りオリーブオイル
写真4: 手作りオリーブオイル

5. オリーブの受粉と実をならせるコツ

オリーブの多くは他家受粉が必要なため、実を確実に収穫したい場合は、異なる品種を2本以上植えるのが推奨されます。例えば、よく組み合わせられる品種に「ミッション」と「ルッカ」などがあります。

また、風媒花であるオリーブは、風によって花粉が飛び交うため、風通しの良い場所に植えることもポイントです。もしスペースが限られている場合は、異なる品種を接ぎ木するという方法もあります。

まとめ

オリーブの栽培は、日本でも十分可能です。適切な環境と手入れを行えば、庭先で自家製オリーブを楽しむことができるでしょう。

この記事を参考に、オリーブ栽培にチャレンジしてもらえると嬉しいです。

DIYクリエイター

築40年の100万円物件をDIYでセルフリノベしている30代夫婦です。地方移住/DIYリノベ/家庭菜園をテーマに記事を書いています。子育てにも奮闘中。合言葉は「すべては味と思い出」。

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