秋も深まり立冬を迎えるこの時期ですが、高知市高須のコスモス畑では「遅咲きのコスモス」が見ごろを迎えています。風に揺れるピンクの花々が一面に広がり、まるで「ピンクの絨毯」のような絶景を作り出しています。

今回は、フォトスポットとしても人気のこのコスモス畑に行ってきましたので、その魅力をたっぷりご紹介します。

高知市高須新町4丁目の歩道橋がある交差点を南へ進むと、約10ヘクタールのコスモス畑が広がります。「得得うどん高須店」を目印にすると、見つけやすいと思います。

南国バイパスと高須農道に挟まれた場所が一面、ピンクのコスモスで埋め尽くされており、車窓からもその美しい光景を楽しめます。

地元の生産者たちが、多くの人に楽しんでもらおうと、稲刈り後の田んぼにまいたコスモスの種が、ちょうど今、遅咲きのコスモスとして見頃を迎えています。

駐車場はありませんが、少し広い農道に車を止めて散策している方がいましたが、狭い道も多いので、できるだけ車での来訪は避けたほうが安全です。

高須のコスモス畑の魅力は、なんといってもその広大な敷地。目に入る限り一面に咲きそろうコスモスが、訪れる人を包み込むような華やかさを演出しています。

訪れた人々は、思い思いに散策したり写真を撮ったりしながら、風に揺れる可憐なコスモスを楽しんでいました。

ミツバチが忙しそうに蜜を集める姿を間近で眺めることができました。

早咲きのコスモスは草丈が高いものが多いのに対し、遅咲きのコスモスは草丈が低めで、見下ろすように楽しめるのも特徴のひとつです。

また、しゃがんで見上げるように撮ると、コスモスの花が空に向かって咲く生き生きとした様子を写真に収められ、素敵な一枚になります。

コスモス畑の南にある「絶海池」では、水鳥が泳ぐ姿や、甲羅干しをしているカメの姿も見ることができます。

ピンクや白のコスモスが咲き誇る様子は、どこから撮っても写真映えする美しさです。秋の風情を感じながら過ごすひとときが楽しめる高須のコスモス畑。

今だけの絶景を楽しみに、ぜひ訪れてみてください。