【佐賀市】居酒屋のランチ営業発“鯛だし”ラーメン専門店。魚介の旨味たっぷり!
市街地を歩いていると見かける、「ランチやってます」の看板。
居酒屋さんが提供しているランチメニューって何だか惹かれますよね。
今回は、佐嘉神社北側、県道29号から1本東側の通り沿いにある「鯛だしらぁめん 酔月」をご紹介します。
もともと居酒屋として営業していたお店です。
時短営業中にランチで始めたラーメンが好評だったこともあり、居酒屋としての機能を別所に移転し、昨年4月に鯛だしラーメン専門店としてリニューアルオープンしました。
飲み屋街ということで昼は静かですが、いつ行っても入れ替わりで常にお客さんが入っています。
今回は10分ほど並んで待ちました。
店内はカウンターが6席と、小上がりの座敷スペースに4人掛けのテーブルが2卓あります。
以前来たときは、座敷スペースの右奥にある、座敷の個室を利用しました。
オープン時よりさらにメニューが充実!1番人気は醤油。
前回は「鯛だし醤油らぁめん」のみでしたが、新たに「鯛だし塩らぁめん」と「鯛だし山椒らぁめん」が加わっていました。刺身や炙りチャーシューなどの一品ものも増えています。
単品か、海鮮丼セット(+400円)か選べます。
人気ナンバーワンの醤油と迷いましたが、はじめての「鯛だし塩らぁめん」(900円)を注文しました。
味変用に、柚子の皮がついています。
追加トッピングではなく、もともと味付け卵がついているのも嬉しいポイント。
ネギは火が通してあるのか辛味はなく、溶けるようにスープに馴染んでいて、レアチャーシューも柔らかく、甘みを感じます。
鯛だしをベースに、かつお、いわし、鯖、日高昆布のだしがブレンドされたスープは、すくうと透き通っていて、深みのある魚介の良い香りがします。
一言で表すと、とても上品な味。
こってり感のないラーメンは物足りなさそう…と思うかもしれませんが、まずはその先入観を捨てて、“だしを味わうラーメン”というイメージで食べてもらいたい一品です。
後味はすっきりとしていて、優しくて素材の旨味たっぷりのスープがじんわりと体に沁みていくのを感じます。
こちらは「鯛だし醤油らぁめん」(900円)。海苔がついています。
塩よりは少し濃い味わいですが、口にいれるとまず1番に魚介の風味が広がり、飲み込んだあとに、醤油が控えめに味を引き締めていきます。
はじめての方も海鮮丼セットがおすすめ!
セットの海鮮丼(400円)は大きめの茶碗サイズ。
少し炙られていて、甘くてむっちりと身の締まった刺身部分との食感の違いも楽しめます。
そしてさすが居酒屋をツールにしているといいますか、新鮮な刺身が美味しく、セットメニューからも“本気度”が伝わります。
私はこちらのお店で魚介ラーメンデビューを果たし、さっそく虜になりました。
普段は豚骨一択!という方も、まずは一度、食べてみてください。
※専用の駐車場がないので、近くのコインパーキングを利用してください。
付近は一方通行の道があるので、事前に確認して行くのをおすすめします。
【店舗情報】
店名:鯛だしらぁめん 酔月(すいづき)
住所:佐賀市中央本町1-31
営業時間:昼→11:00~14:00
夜→23:00~翌2:00 (金、土曜日のみ)
店休日:月曜日
URL:Instagram