【要チェック!】子育てが苦しくなる罠にハマりやすい人の特徴5選とその対処法
ぜひ子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。
保育士歴19年目、ママさんの子育てがちょっぴり楽になる方法を発信をしているちあき先生です。
ママさんたちと話していると“日々一生懸命子育てされてるんだなぁ、凄い頑張ってるなぁ〟と思うことがよくあります。一方で“これは子育てが苦しくなるマインドになっちゃってるなぁ・・〟と思うこともあります。
子育ては決して“ラクなものではない〟と思いますが、“ラクにすることはできる〟と思っています。それは、やり方もそうですしマインド面が大きい気がしているのです。私も少しマインドを変えることで、ギッチギチに凝り固まっていた肩の力がスッと抜け、日々の保育が少しラクになったことを覚えています。
今回は子育てが苦しくなる罠にハマりやすい人のその特徴5選と具体的な対処法もご紹介します。
今回の内容を見ていただくことによって、絶賛ただ今子育てが辛い…と感じている人はもちろん、今後子育てが辛くならないようなヒントにしていただけますので、ぜひ最後までご覧ください。
子育てが苦しくなる罠にハマる人の特徴5選
では早速いきましょう。子育てが苦しくなりやすい人の特徴は以下の5つです。
1、他人の子を比べてしまう
2、ママ自身が小さい頃から我慢して育ってきた
3、テレビやSNSの情報を集めすぎる
4、ママ友の意見に左右されがち
5、自分に自信がない
それぞれの対処法も一緒に、順番に解説していきます。
1、他人の子と比べてしまう
子育てが苦しくなる罠にハマる人の特徴1つ目は、他人の子と比べてしまうことです。
保育園や子育てサークルなどで出会った同じ年くらいの子どもを見て“あの子は言葉が話せてるけど、うちの子はまだカタコトしか話せてないなぁ…〟“みんなはとても上手に絵が描けているのにうちの子の絵はぐちゃぐちゃ…〟“他の子はひらがなが書けるのにうちの子は興味すら示さない…〟
誕生日が近いとか年齢が近いほど比べてしまったり、不安が大きくなる経験、誰でもありますよね。
対処法
では、他人の子と比べてしまうときはどんな対処をすればいいのでしょうか?
他人の子と我が子は別人だということを認識することをおすすめします。
一見、優秀に見えるその子と我が子とは性格、環境などの背景が全く違います。「隣の芝生は青く見える」という言葉がありますが、まさにその通り!私たちは、他人が持っているものや環境は、やたらよく見えてしまうんです。
「ひまわりと桜、どっちが素敵なお花か?」と言われても、両方ともそれぞれ素敵なお花ですよね。お花によって、育て方も違えば成長のスピードもそれぞれなので、比べるのではなく、そこに合わせるしかないのです。
2、ママ自身が小さい頃から我慢して育ってきた
子育てが苦しくなる罠にハマる人の特徴2つ目は、ママ自身が小さい頃から我慢をして育ってきたということです。
厳しい家庭で育ってきたり、親や家族の誰かに甘える環境でなかった場合、勉強でいい点をとるとか賞をとるとか、目に見える結果だけに注力してきたタイプの人は子育てにおいてしんどい思いをしやすい傾向はあると思います。
例えば、目に見えるいい結果をとれば両親に褒められるから勉強を頑張ってきた場合、自分の感情よりも大人のご機嫌をとることを優先してしまい、自分の感情を閉じこめて我慢していることに慣れてしまっているのです。
そうなると、判断基準が「自分」ではなく「自分の両親や旦那さんの両親、または世間の目」になってしまいます。そうなると一見、子どものためにしているようにみえて、自分の親に認めて欲しいから子どもを通して勉強を頑張らせるというような動機づけになっている可能性があるんです。無意識のうちに我が子をコントロールしようとしてしまうと思うと怖いですよね。
対処法
このようなママさんは、完璧主義であったり人に甘えることが苦手な方が多いです。そんなママさんはまずは自分で自分のことを認めて、素の自分でいることに許可してあげることが大事です。
我慢して育ってきた人は、人には優しいのにどうしても自分には厳しくなってしまいがち…だからこそ、人のことを優先しすぎて自分がエネルギー不足になっていくループに入ると、子育てがしんどいどころか体調とかメンタル面にもしわ寄せがきてしまいます。
そして〝我慢することが当たり前〟というママの姿を子ども自身がそのまま学ぶことになります。そうならないようにママ自身がまずは自分で自分のことを大切にして、素の自分でいることに許可してあげることに専念しましょう。
他人ではなく自分の意思で決めるためのトレーニングとして始めやすいことをあげてみます。
・いつも家族中心のご飯を作るけど、自分が食べたいレシピを作る!
→家族ではなく、自分の好きなものを優先!
・買い物ついでに自分が大好きなスイーツを買って食べる
→いつもは子どものおやつ優先だけど、たまには自分にご褒美を!
・子どもを誰かに預けて美容院に行って自分のしたい髪型にする
→いつもならパッと結いやすい子育て優先の髪型にしちゃうけど、自分がしたい髪型優先でウキウキ気分に!
・カフェに行って好きなものを食べる
→一人の時間を満喫して、心に余裕を生み出そう!
・あまり好きではない人からの誘いは潔く断る!
→断ったら嫌われちゃうかもしれないからという理由で誘いにのるのはNG!参加して楽しくない時間を無理やり過ごすよりも、一人のカフェタイムを楽しみましょう。
こんなことからはじめてみましょう。
家族中心で生活するのが当たり前なママさんたちにとっては“そんな自分中心になってもいいのかな、、?〟と最初は罪悪感があるかもしれません。しかし、自分のことを大切にするとは、ママさんだけでなく家族のことも幸せにするということです。だから、家族のためにも堂々と自分優先の時間を積極的にとってみてください。
3、テレビやSNSの情報を集めすぎる
子育てが苦しくなる罠にハマる人の特徴3つ目は、テレビやSNSの情報を集めすぎてしまうということです。
決してSNSはダメだと行ってるわけではありません。しかし気をつけてほしい部分あります。テレビやSNSは、当たり前ですが華々しいところしか載せません。その方が反響がある(視聴率がとれる)からです。さきほどもお伝えしたように、それは単なる一部分。
我が子とは性格、環境も違う、ママのタイプも背景が全く違います。単なる参考にするだけなら良いのですが、SNSでの情報を全て100%鵜呑みにしてしまうのはやっぱりナンセンスなのです。
対処法
大切なのは、目の前の我が子にとってその情報が必要かどうなのか?だけです。またまたお花で例えると、水をやりすぎると腐ってしまうお花もいるし、水をたっぷり与えた方がいいお花もいます。
何でも1回試してみたらいいんです。目の前の我が子に実践してみて良ければいいし合わないなら変えてみる。大事なのは、目の前のお子さんの反応を見逃さないことです。
4、ママ友の意見に左右されがち
子育てが苦しくなる罠にハマる人の特徴4つ目は、ママ友の意見に左右されがちというタイプです。
人は誰でも、尊敬できるところがあったり、何かしら実績がありとか優秀だと感じる人のいうことを全て信じてしまうということがあります。
対処法
人のことを信じれるということはとても素敵なのことですが、最後は「ママ自身がどう思い、どう行動していくか?」です。その意思決定は、その優秀なママ友ではなくあなたであるべきです。
ママ友の意見は、ママ友の意見で参考にして構いません。しかし、我が子のことを1番理解しているのはあなただけ。何が我が子に合っていて、何が悪いのかも分からない・・・そんな人は「そもそも、我が子にはどんな子に育ってほしいのか?」「我が子が目をキラキラさせている時はどんな時?」そんな土台から考えてみてもいいかもしれません。
素直な子に育ってほしいなら、素直な子に育つためにどうすればいいか?を考えられるようになるので、その土台があるかどうかは判断基準を定めるためにとても重要です。
5、自分に自信がない
子育てが苦しくなる罠にハマる人の特徴5つ目は、自分に自信がないタイプの人です。
自信がない人は、今まで褒められた経験がなかったり、自分で意思決定してこなかったり、うまくいった経験ややりきった経験がなかったりとさまざまなのですが、自分に自信がないからこそ、煌びやかな世界の人に憧れたり、他人に意思決定を求めたりします。
対処法
そんな人の対処法は、〝3日間やり切る!〟ということをしてみてほしいです。チャレンジしたいと思っていたことでも、直したいと思ってることでも何だって構いません。
・二度寝をしないことを3日間やりきる!
・寝る前にネットフリックスを見ないことを3日間やりきる!
自信とは、小さな成功の積み重ねだと思っています。決して大きな1回をドカーンとうまくいかせようとはせず、0.1ミリずつうまくいったことを100回繰り返していけば、気づいたら他の人よりもめちゃくちゃ差がついている、こんなやり方の方がうまくいきやすいです。1週間だと続かないけど、3日間なら頑張れる!ちょうどいい塩梅なので3日間です!
3日間できたら1日休んで、また3日間やりきる!を試してみてください。
まとめ
今回は、子育てが苦しくなる罠にハマる人の特徴5選と対処法についてお伝えしてきました。
子育ては“楽しい!〟と思うことも“辛い!〟と思うこともできます。どこの部分を見るのか?で大きく変わります。今日の特徴に当てはまりそうな人は、ぜひ取り組めそうな対処法から試してみてください。その時は、大きな一発でうまくいかそうとせず0.1ミリずつ長く続けていくことをお忘れなく。
それができたら、「自信」という成果物とともに目の前の我が子も何かしら素敵な方向にチェンジしていることに気づくことでしょう。ぜひその過程も楽しんでくださいね!
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。