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ドイツと日本に意外な繫がり!交響曲第9番が両国の絆を象徴 ベートーベンの大好物レシピも紹介

山内琉夢歴史プレゼンター

1800年代に活躍し、西洋音楽を牽引したドイツ出身の作曲家・ベートーベン。

本名を「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (Ludwig van Beethoven)」は、交響曲第5番「運命」や交響曲第9番「歓喜の歌」など、名曲を生み出したことで知られています。

メジャーな曲も多いため、テレビやショッピングセンターなどで流れているフレーズを耳にしたこともあるはずです。

このようにベートーベンの音楽は、現代でも多くの人々を魅了し続けています。

※写真は、徳島県鳴門市にある「ドイツ館」。2018年に許諾を得て撮影。
※写真は、徳島県鳴門市にある「ドイツ館」。2018年に許諾を得て撮影。

なかでも通称「第九」とよばれる交響曲第9番は、ドイツと日本の絆を象徴する曲でもあるのです。

「第九」がアジアで初めて公演されたのは、なんと日本の徳島県でした。

というのも、第一次世界大戦に参戦した日本は、ドイツの租借地であった青島を攻撃。

約4,700人のドイツ兵を捕虜とし、そのうち約1,000人を当時の徳島県板東町にあった「板東俘虜収容所」に送ったのです。

このとき、板東俘虜収容所の所長をはじめとした人々は捕虜の人権を尊重し、できるかぎり自主的な運営を許可。

ドイツ兵の捕虜らは自由で快適な収容所生活を楽しむことができ、所内では音楽やスポーツ、演劇など様々な自由活動が行なわれ、徳島県民との交流も盛んにおこなわれています。

※写真は、徳島県鳴門市にある「ドイツ館」内にある第九シアター。2018年に許諾を得て撮影したものです。
※写真は、徳島県鳴門市にある「ドイツ館」内にある第九シアター。2018年に許諾を得て撮影したものです。

このことがキッカケとなり、1918年6月1日にドイツ兵の捕虜によって、アジア初となる「第九」の公演されました。

日本とドイツの友好の象徴にもなっている、交響曲第9番。

現在でも徳島県鳴門市にあるドイツ館で演奏され、2018年には第九初演から100周年を迎えました。

作曲した音楽で遠く離れた国同士の絆も深めたベートーベン、「気難しい」「変わり者」などといわれるほか、冗談が好きだったともいわれています。

ベートーベンの大好物であるチーズマカロニを食べれば、真実が見えてくるかもしれません。

…ということで、今回はベートーベンの大好きな「チーズマカロニ」のレシピを紹介します♪

チーズマカロニのレシピ

チーズマカロニ
チーズマカロニ

材料

パルメザンチーズ…大さじ5程度
とろけるスライスチーズ…1枚
マカロニ…50g
ブラックペッパー…適量
ウインナー…お好みで

作り方

1. マカロニを茹でておく(商品の茹で時間に従ってください)
2. 茹でたマカロニを耐熱皿に入れて、パルメザンチーズをかける
3. さらに、とろけるスライスチーズをちぎって入れる
4. 180度のトースターで4~7分程度焼く

チーズマカロニ
チーズマカロニ

ベートーベンは素朴な味が好きだったようです。

もうひとアクセント欲しい方はウインナーを入れてみてくださいね!

■ドイツ館
【住所】徳島県鳴門市大麻町桧字東山田55-2

歴史プレゼンター

歴史ライターとしての活動経験を持ち、今までに32都府県の歴史スポットを巡ってきました。実際に現地へ行くのが難しい方に向けて、取材した歴史スポットについて紹介します。また、歴史に興味をもったことがなかった方にも楽しんでいただけるよう、歴史偉人の意外な一面や好きな食事・おやつの紹介など、ワクワクするような内容をお届したいです。

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