ドイツと日本に意外な繫がり!交響曲第9番が両国の絆を象徴 ベートーベンの大好物レシピも紹介
1800年代に活躍し、西洋音楽を牽引したドイツ出身の作曲家・ベートーベン。
本名を「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (Ludwig van Beethoven)」は、交響曲第5番「運命」や交響曲第9番「歓喜の歌」など、名曲を生み出したことで知られています。
メジャーな曲も多いため、テレビやショッピングセンターなどで流れているフレーズを耳にしたこともあるはずです。
このようにベートーベンの音楽は、現代でも多くの人々を魅了し続けています。
なかでも通称「第九」とよばれる交響曲第9番は、ドイツと日本の絆を象徴する曲でもあるのです。
「第九」がアジアで初めて公演されたのは、なんと日本の徳島県でした。
というのも、第一次世界大戦に参戦した日本は、ドイツの租借地であった青島を攻撃。
約4,700人のドイツ兵を捕虜とし、そのうち約1,000人を当時の徳島県板東町にあった「板東俘虜収容所」に送ったのです。
このとき、板東俘虜収容所の所長をはじめとした人々は捕虜の人権を尊重し、できるかぎり自主的な運営を許可。
ドイツ兵の捕虜らは自由で快適な収容所生活を楽しむことができ、所内では音楽やスポーツ、演劇など様々な自由活動が行なわれ、徳島県民との交流も盛んにおこなわれています。
このことがキッカケとなり、1918年6月1日にドイツ兵の捕虜によって、アジア初となる「第九」の公演されました。
日本とドイツの友好の象徴にもなっている、交響曲第9番。
現在でも徳島県鳴門市にあるドイツ館で演奏され、2018年には第九初演から100周年を迎えました。
作曲した音楽で遠く離れた国同士の絆も深めたベートーベン、「気難しい」「変わり者」などといわれるほか、冗談が好きだったともいわれています。
ベートーベンの大好物であるチーズマカロニを食べれば、真実が見えてくるかもしれません。
…ということで、今回はベートーベンの大好きな「チーズマカロニ」のレシピを紹介します♪
チーズマカロニのレシピ
材料
パルメザンチーズ…大さじ5程度
とろけるスライスチーズ…1枚
マカロニ…50g
ブラックペッパー…適量
ウインナー…お好みで
作り方
1. マカロニを茹でておく(商品の茹で時間に従ってください)
2. 茹でたマカロニを耐熱皿に入れて、パルメザンチーズをかける
3. さらに、とろけるスライスチーズをちぎって入れる
4. 180度のトースターで4~7分程度焼く
ベートーベンは素朴な味が好きだったようです。
もうひとアクセント欲しい方はウインナーを入れてみてくださいね!
■ドイツ館
【住所】徳島県鳴門市大麻町桧字東山田55-2