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承認欲求は、非常に怖いです。FB(フェイスブック)やX(ツィッター)の奴隷にならないでください。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日の記事は、「承認欲求は、非常に怖いです。」です。

ありがとうございます。
私の書くYahoo!ニュースの記事は、おかげさまで毎日、非常にたくさんの方に読まれています。本当にありがたいことです。夢のようです。わざわざ時間を割いて、私の書いた記事を読みにお越し下さった方には、心から感謝申し上げたいと思います。

さて、私は、YouTubeに、毎週1本ペースで、「【公認心理師】精神医学と性格心理学に詳しい 心理カウンセラー」というタイトルで動画をアップしているのですが、さほど大勢の人には観に来てもらってないです。それが現状です。
また私は、FBも細々と、週3~4日に1回頻度で投稿を繰り返しているのですが、せいぜい20~30ぐらいしか「いいね!」がつきません。もっと酷いのは(旧Twitter)で、こちらに関しては、私は週に5~6回ほどつぶやいているのですが、ひとつぶやきに対して10ぐらいしか「いいね」が押されません。
ちなみに私は、インスタグラムをやっているのですが、ほぼ放置です。←にも関わらず、「フォロワーがほんの少しずつ増えるのは何故?」という感じです。
あと私は、「カウンセラーの憂鬱」というブログを数ヶ月に1度、「あなたの自由を応援するカウンセラー」というワードプレスを週に1~2回、更新しているのですが、両方とも1日のアクセス数が100を超えることは、まずありません。

何でなんだ!

と、頭を搔きむしりたくなることもあるですが、実は真剣に悩んでいません。
私は、自分のカウンセリングルームに、そこそこクライアントが訪れてくれて、私の開催するセミナーに、そこそこ人が集まってくれて、私の書いた本が、そこそこ売れてくれればいいなぁーと思っているからです。←来春、書店に並ぶ本は、真剣に売れて欲しいと思っていますが…。

よく私は、「FB(フェイスブック)は、ストレス以外の何ものでもない」というセリフや、「他の人のつまらない投稿にたくさん『いいね!』がつき、自分の投稿に『いいね!』がつかないとメッチャ腹立つ」というセリフや、「ついつい『いいね!』の数に一喜一憂する」という声を聞くのですが、正直わたしは、「そんなにストレスを感じるのなら、やめてしまえばいいのに…」と思います。

自分の記事にアクセス数が集まって嬉しいのは、
自分の投稿に「いいね!」が集まって嬉しいのは、
己の承認欲求が満たされているだけで、そんなものは、所詮空しいだけです。

承認欲求が満たされた時に感じる嬉しさや喜びというのは、脳内に幸せホルモンであるドーパミンが放出されている時に感じる嬉しさであり喜びです。恐ろしいことに、ドーパミンの渇望は、すぐに依存性を引き起こしてしまいます。
どういうことかと言うと、「最初の頃は、『いいね!』が100ついたらメッチャ嬉しかったのに、すぐに慣れて、今度は『いいね!』が200つかないと嫌に感じる、ストレスに感じてしまう。そして、『いいね!』が300ついている人に嫉妬する」という、そんな嬉しくない、哀しく悔しい心の状態になってしまうということです。

それは非常に怖いことであり、何としても避けたいことです。

よって私たちは、そんな、上限にキリのない争いに巻き込まれるのはやめましょう。
「アクセス数がどうだ」とか、「『いいね』が幾つついた」とか、そんなことどうでもいいじゃないですか。

「もっとアクセス数が欲しい」「もっと『いいね!』が欲しい」「もっとお金が欲しい」「もっといい車に乗りたい」「もっといい家に住みたい」「もっと成功したい」「もっと賞賛を浴びたい」「セレブが集まるパーティーに参加したい」「海外旅行に行って、その写真をインスタグラムにあげて、皆から羨ましがられたい」などは、皆、脳内からドーパミンが放出されることによって感じる幸せや喜びであり、残念ながら、そんなものにはすぐに慣れ、さらに「もっともっと病」が加速してしまいます。←「もっともっと病」は、ハッキリ言って依存症です。

私たちは、心身共に健康になって、セロトニン幸せを感じていきましょう。
私たちは、人とつながり、愛し愛され、オキシトシン幸せを感じていきましょう。

可愛らしい我が子を抱いて感じる幸せや喜びは、セロトニン幸せ・オキシトシン幸せであり、すぐに慣れたりはしません。「もっともっと病」にもなりません。
よって私たちは、ほのぼとした心身の健康と良き人間関係を求めていきましょう。

私(竹内成彦)は、もっと大勢の人に、私のYouTubeやFBやX(旧Twitter)やブログやワードプレスを見に来て欲しいと思っているのですが、そんなものは、所詮、承認欲求を満たしたいという足ることを知らないドーパミンを求める行為であり、空しい願望であることをよく知っています。
それよりも私は、このYahoo!ニュース記事で、読んでいるあなたと「つながっている感」を覚え、脳内からオキシトシン放出させているほうが、よっぽど幸せです。あなたには、本当に感謝しています。大袈裟に言うと、読んでくださっているお一人お一人に頭を下げに行きたいくらいです。

というわけで、今日は以上です。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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