「画像の”りんご”は傷んでるの?」→「果肉が半透明に!」元スーパーの店員が詳しく解説
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りんごの美味しい季節がやってきましたね。秋の訪れとともに、トキやシナノスイート、秋映といった品種がスーパーの棚に並び始めます。そして、定番のサンふじもやはり外せない一品です。
りんごの中には、冒頭の写真のような「果肉が半透明なりんご」に出会うこともあります。その時は、腐っているからと思って捨てないでくださいね。その理由を含めてこの記事では解説します。
りんごの果肉が半透明に!これは食べてもOK
りんごの果肉が半透明になっているのを見つけたら、それはちょっとした「当たりりんご」かもしれません。実は甘さがしっかりと詰まっている確率が高いんです。
りんごの甘さは、光合成によって生成されるソルビトールという成分が果糖やショ糖に変化することで生まれます。この変換が低温などの外的ストレスによりスムーズに進まない場合、果肉が透けるようになります。
この現象は、熟度が進み、糖度が増したりんごでよく見られます。特にサンふじや他の甘みの強い品種で見かけることが多いです。
この透明な果肉は「蜜(みつ)」とも呼ばれており、ハチミツを思わせる色合いが名前の由来と言われています。食べても全く問題はありませんので、むしろラッキーだと思ってぜひ味わってみてくださいね。
おしりが黄色いりんごがおすすめ!
りんごの熟度を見分けるポイントとして「おしり」の色を確認する方法があります。赤系のりんごでも、軸の反対側、つまりおしり部分が黄色みがかっているものを選ぶのがおすすめです。完熟して甘いりんごが多いです。
私の経験上、黄色い地色のものは甘みがしっかりと乗っていることが多いので、ぜひそちらを手に取ってみてください。
まとめ
- りんごの果肉が透明でも腐っているわけではない。
- 「蜜(みつ)」と呼ばれ甘いりんごの可能性が高い。
- 赤系のりんごはおしりの地色が黄色いものを選ぶと熟していて美味しい。
気になる方は、ぜひスーパーでチェックしてくださいね。
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