衣替えしない暮らしを実現!整理収納アドバイザーが実践するクローゼットがスッキリする服の持ち方
かつて、汚部屋住人だった私は、クローゼットが常に服で溢れ返っていました。正確な枚数は定かではありませんが、200枚以上はあったと記憶しています。服の量が多すぎて、衣替えはおろか整理整頓すらできない状態でした。
しかし今では、オールシーズンの衣類をクローゼットにまとめてすっきりと収納し、衣替えがラクに不要になりました。この記事ではクローゼットの管理をラクにするための服の持ち方を紹介します。
1. 多すぎる服を減らす
衣替えをラクにするためには、まず服を管理しやすい数に減らすことが重要です。筆者は、不要な服を手放すことで、クローゼットをすっきりとさせました。
減らした服はサイズアウトした服や好みが変わった服で、今後着ないと判断し処分しました。
要不要の選別の目安に骨格診断とパーソナルカラー診断を受けることで、自分に似合わない服を客観的に知り、スッキリと手放す決断ができました。
自分に似合わないの目安を知ると、野暮ったく見えていた理由も理解でき、迷いなく処分することができました。こうして服の数は半分以下に減り、結果的に衣替えの手間も大幅に軽減されました。
2. 年中着回せる服を選ぶ
汚部屋時代、筆者はシーズンごとに新しい服を買い足し、クローゼットが服でいっぱいになっていました。夏は半袖、冬は長袖といった具合に季節ごとに服を増やしていたため、常に収納に困っていました。
最近は季節の変わり目が曖昧になり、「何を着ればいいのか迷う」ことが多くなり、年中着回せるデザインを選ぶようなりました。
・5分袖や7分袖のトップス
・半袖ワンピース
これらのアイテムは、夏は1枚で、他の季節はカーディガンなど羽織物を合わせることで調節が可能です。半袖や長袖といった季節限定の服を減らすことで、年中使える服が増え、衣替えをしなくても済むようになりました。
3. セールで服を買わない
以前はバーゲンなどでまとめて服を購入していました。
けれども、後日、衣替えなどでクローゼットを整理していると、タグがついたままの服や数回程度しか着ていない服が多く見つかることが多々ありました。
そのような服を見返すと「セールの雰囲気でつい買ってしまった」服ばかり。
「もう1点買うとさらに1割引き」
「この時間だけの限定タイムセール」
「3点まとめ買いで〇〇円」
バーゲンではセールの売り込みやその場の雰囲気で、懐が緩んでしまいます。
なんとなくお得感に流され、必要以上に服を買い足してしまいがち。それに気づいてからは「本当に必要なもの以外は買わない」ようになりました。
買い足すのはシーズンの初めにしているのですが、サイズやデザインが揃っていると、必要最小限の買い物で満足できる買い物ができ、無駄に服が増えなくなりました。
持ち方を変えると衣替えがぐっとラクになる
衝動買いや季節ごとの服の買い足しを減らすことで、クローゼットは驚くほどスッキリし、毎日のコーディネートも楽しめるようになります。今回ご紹介したように、年中着回せる服を選び、多すぎる服を手放し、セールに流されない意識を持つことで、衣替えの手間も省け、日々の暮らしがもっと快適になります。ぜひ、今の自分に本当に必要な服を見直し、シンプルなクローゼットを目指してみてください。
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