『ダメ』ばかり言われた子はどうなる?その影響と、子育ての『ダメ!』を減らすポイントをご紹介!
子育てしているとついつい子どもに「ダメ!」と言ってしまうことありませんか?
できれば子どもにはのびのびなんでもやらせてあげたいけど…実際は禁止事項が多くなってしまいがちです。
しかし禁止が多くなることで、子どもに悪影響が及ぶことがあります。
▷「ダメ」を言われ続けた子はどうなる?
「ダメ」と子どもが言われる場面を想像してみてください。それは大概、子どもが自発的に何かをしようとしている場面です。しかし親からしたらしてほしくないこと、危険なことだった場合に「ダメ」という言葉が出るのだと思います。
もちろん危険がある場合は迷わず「ダメ」と制止してください。しかしそれ以外の場合は、極力「ダメ」は言わないことをオススメします。
自発的になにかをしようとしているときに、その行動を制止されることが続くと、子どもはだんだんと自ら行動をしなくなります。そして、それは将来の【やる気】にも大きく関わってくるのです。
AI時代に突入している今、子どもたちが大人になるにあたって必要なのは【何かを生み出す創造性】や【チャレンジ精神】 【諦めない力】などがあげられます。これらの大事な能力が、幼いころの「ダメ」が原因で育たなくなってしまうとしたら、その重要さを感じていただけるのではないでしょうか?
禁止言葉を多く伝えられて育った子は、自分から何かをしようとすることをやめ、チャレンジしなくなります。そして失敗する経験をしてこなかったために、少しでも上手くいかないことがあると諦めやすい子になります。
わが子のためになるべく「ダメ」を言わないように、これから紹介する5つのポイントをぜひ今日から意識してみてください!
▷「ダメ」を減らすポイント5選
①「なし」に変える
「ダメ」と言いたくなるところを「なし」に言い換えるだけでも、伝わり方が優しくなります!
・「どろんこあそびはなしね」
・「それ触るのはなしにしよう」
「ダメ」と言ってしまったあとでも「なし」に言い換えて伝え直してみてください!
②第一声は「どうしたの?」
「ダメ」は咄嗟に出てしまいやすい言葉ですが、第一声を「どうしたの?」にするだけで、一気に禁止言葉を減らすことができます。たとえば、テーブルにのぼるわが子を見たらまず「どうしたの?」と声をかけましょう!
もしかしたら「テーブルの上のおもちゃが取りたかった」と言うかもしれませんし、「どうしたの?」の声掛けに急いでテーブルから降りてくれるかもしれません。
これは意識していないとなかなか出てこない言葉なので、「どうしたの?」と言うことを忘れないように普段の生活の中で繰り返し思い返してください!
③【注意する】意識から【伝える】意識に
注意しようと思っていると「ダメ」が出やすくなります。子どもに伝える意識でいると、自然と言葉も柔らかくなり「ダメ」とひと言で済まさず問いかける言葉に変わってきます。
親として「教えなきゃ!」「注意しなきゃ」の気持ちが強いと、無意識な上下関係が生まれてしまいます。できれば親子は横の関係でいることが理想的です。
そのためにも普段から、対等に子どもと接することを心がけて「伝える」意識をしていきたいですね!
④いいところに注目する
人間の脳は、できていないところやダメな部分に注目しやすい性質があります。そのため、子どもの行動が目に付き「ダメ」と言うことが多くなってしまうのは、実はあたりまえで自然なことなのです。
「ダメ」を減らすためには、意識的に子どものいいところに注目することです。脳の性質上、しっかり意識していいところを探す必要があります!
いいところが見えてくると、子どもへの対応もかわってきます!
⑤ママ自身を労わる
これがなにより大事かもしれません。「ダメ」が多くなる時は、ママ自身に余裕がないときです!
ママが満たされている。それだけで「ダメ」は劇的に減ります!なにかと子ども優先になることが多い子育てですが、ママ自身を優先させたり大切にできると、子育ては上手くいきます!
最近自分のこと、労われていますか?
▷まとめ
「ダメ」をすぐに減らすことは誰だって難しいことです。まずは言ってしまった後に、これらを意識して言い換えたり、対応を変えることから始めましょう!
そしてこれらを意識したとしても、ママに余裕がなければ効果はありません…!まずは、ママ自身の心と体がリラックスできるよう、自分を労わることから始めてみてくださいね!
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最後までお読みいただきありがとうございました!