祇園祭の四条傘鉾のある油小路四条東入ル傘鉾町で、2021年9月14日（火）に、ライフ四条烏丸店がオープンしました。この土地は、京都のタクシー会社最大手の彌榮自動車株式会社が所有するもので、JR西日本不動産開発と共同で複合施設を竣工していました。

株式会社ライフコーポレーションは、「周辺は、単身世帯やオフィスも多いことから、少量から買える惣菜も多数用意、また観光客向けの京都自慢の京野菜や漬物、地酒なども豊富に揃える」としています。

　２Fには、ウィズコロナを見据え、観光客やスーパー利用者向けの、エレベーター直結のタクシーレーンも設置、彌榮自動車では、「体の不自由な方や高齢者、お子さま連れでも安心して乗車できる」としています。　

彌榮自動車株式会社不動産事業部の熊谷 保次長は、「この施設の場所は、弊社が創設当初から所有していた場所ですし、伝統ある祇園祭の四条傘鉾があるところです。コンチキチンの二階囃子復活にフロアーを提供して、祇園囃子が聞こえる街にしたいですね。土地をお貸しするということに止まらず、地域の皆さんと一緒に街を盛り上げたい。高齢者や子育てママや子どもたちに優しい施設にしたいです。」と意気込みを語ります。

　３Fより上層には2022年3月上旬（予定）より、ロビーに季節のうつろいを感じられる庭園、植治次期十二代 小川勝章氏監修による「十緑十色（じゅうりょくといろ）」を配置した、リッチモンドホテルプレミア京都ホテル四条が営業を開始します。

　ところで、スーパーライフとヤサカタクシーのマークは同じクローバー、その繋がりで、ライフのキャラクター「ララピー」とヤサカの四つ葉のクローバーをデザインしたボディーと可愛いララピー行燈のお子さま向けの特別仕様車1台が2021年9月14日から半年間運行されます。1200台の内の1台となりますが、運よく乗車できると、ライフのエコバッグ（運行開始から10日程度）、その後、乗車記念限定デザインのララピー塗り絵がもらえます。

　これまで、4台しかない四つ葉のクローバーや2台限定の上賀茂神社の神紋にちなんだ双葉葵のタクシーが好評のヤサカタクシーに、また一つ名物タクシーが誕生しました。街中で探してみてください。

　JR西日本不動産開発ヤサカビル　京都市下京区四条通油小路東入ル傘鉾町50