知らないと危険な適応障害やうつ病になる『間違い』とは!?
こんにちは、精神科医しょうです。
外来やインスタのフォロワーさんで、うつ病や適応障害に悩んでいる方からこんな事を耳にすることがあります。
「うつ病や適応障害の時にしてはいけない事ってなんですか」
確かにうつ病や適応障害にしてはいけない間違いというものはあるんです。
そこで本日は、うつ病や適応障害になってしまう方が陥ることがある「間違い」についてお伝えします。
この記事を読んでほしい人
- 本当は辛いのに無理して社会生活を送っている人
この記事を読むメリット
- ついつい陥りがちだけど危険な考えについてわかります
この記事の信頼性
- 毎日、30人以上の精神科外来での診療に加え、インスタにて6万人以上のHSP気質を持つフォロワーさんとの関わりから発信します
適応障害やうつ病の方が陥る「間違い」とは
うつ病や適応障害に悩む方が、陥る「間違い」とはなんでしょう。
結論を先に言ってしまうと、「自分だけが犠牲になればいいと思っている」ことなんです。
「自分だけが我慢すればいい」
「自分が休むと周りに迷惑がかかる」
「自分が頑張って犠牲になればみんな幸せ」
優しくて責任感が強い人ほど、このような考えに陥ってしまう傾向にあります。
周りの人に優しくしたり親切にできることは素晴らしいです。
しかし、どうしてそんなに辛い状況にもあるにも関わらず、そのように自分自身を犠牲にして無理してしまうのでしょうか。
どうして周りに対してはそんなに優しくできるのに、自分自身に優しくできないのでしょうか。
あなただって生き生きと暮らす権利があるんです。幸せになる権利があるんです。
だから自分1人で抱える、自分だけが犠牲になってしまうという考えは間違いで危険なんですよ。
あなたが周りを大切にするように、時には周りから助けられることだっていいじゃないですか。
自分がいないと仕事が成立しなくなる?
とはいえ、こんな風に言う方もいます。
「自分がいないと仕事が回らなくなる」
確かに一理あるでしょう、あなたは職場において重要なポジションであると思います。
しかしながら、厳しいことを言いますが、あなたがうつ症状を抱えたまま本当に苦しいのに仕事に出続けるべきなのでしょうか。どうしてあなただけが苦しまないといけないのでしょう。
あなたが仕事を休んだ後のことを考えるべき人。それはあなたではなく、本当は上司の仕事なんです…。だから1人で抱えないで欲しいと思うんです。
もしあなたが管理職だとしても、さらに上の上司や経営者が考えるべきことなんです。だから、あなたが無理して辛い中、仕事を続ける理由なんて実はないんですよ。
確かに一旦休んだら後でしわ寄せが来ると思うことでしょう。後でつらい思いをするなら今我慢すればいいと。でもこれだけは考えてみてください。
「本当に我慢しなくてはいけないのか?」「本当に自分だけが犠牲にならなくてはいけないのか」を考えてみてください。
あなたが限界を超えて、うつ病や適応障害になってしまわないことを願っています。
まとめ
本日は、うつ病や適応障害になってしまう方が陥る「間違い」についてお伝えしました。
いかがでしたか?
もし自分自身にも当てはまって、自分を犠牲にしようとしていたのであれば、今一度考えてみてください。
あなただけが犠牲になる必要は一切ないんですよ!
人と人は支え合っているのですから、あなただけが犠牲にならず時には人を頼ってゆっくりと休んでも良いんですからね♪
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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