【倉敷市】見られるのは今だけ!紫陽花いっぱいの手水舎を見に行きました
紫陽花の季節ですね。倉敷市にもいくつか名所があります。今回は紫陽花が美しく飾られている場所に行ってきました。目指す場所は、倉敷美観地区にある「阿智神社(あちじんじゃ)」です。6月23日のようすをお届けします。
手水舎を求めて
紫陽花を求めて向かった先は阿智神社。飾られてるのは手水舎(てみずしゃ)です。手水舎とは、神社で参拝者が身と心を清める場所のこと。神社の入り口や参道などにあり、水の桶に柄杓(ひしゃく)が置かれています。
神社は鶴形山にあり、いくつかの参道があります。お目当ての手水舎へもっとも早くたどり着けるのは「やき鳥 くらしき高田屋」横の参道です。まずは88段の米寿坂を登りましょう。
次に現れるのが61段の還暦坂。この階段の先に手水舎があります。
還暦坂を登りきって、右手に現れる手水舎。新型コロナウイルス感染症対策で柄杓をなくし、花を浮かべるようになりました。
桶にあふれんばかりの彩り豊かな紫陽花。見ているだけで身と心が清められるような気がします。
淡くて可憐な花にうっとり。
神社を参拝
紫陽花を見て帰るだけはもったいないので、神社の参拝へ。最後の階段、33段の厄除け坂を登ります。この時に気を付けながら振り返ってください。昔ながらの白壁の建物が並ぶ景色が見えますよ。
境内に入ると目の前に社殿が現れます。宗像三女神(むなかたさんじょしん)を祀り、交通安全や美容健康、芸能上達などのご利益があるとされています。
▼倉敷市内を一望できる見晴らしスポットの絵馬殿です。個人的には厄除け坂からの眺望が美しくておすすめ。
本殿は改修中でした。約5年をかけて、本殿の屋根の葺き替え工事をするそうです。
境内には能舞台も。お祭りの時季には雅楽やお囃子(はやし)、演舞などの芸能が奉納されます。
今しか見られない手水舎
季節の花を添える手水舎。紫陽花が見られるのは今の時季だけですね。花で身と心を清め、神社に参拝してみてはいかがでしょうか。一風変わった紫陽花の鑑賞をお楽しみください。