アップル製品をおトクに買える? 新ギフトカードが登場
iOSのアプリなどに使える「iTunesカード」が、新たに「Appleギフトカード」に統合され、すべてのアップル製品の購入に使えるようになりました。アップル製品をおトクに買える方法として注目されています。
これまでアップルのギフト券は複数存在しており、主に音楽やアプリなどデジタルコンテンツに使える「App Store & iTunes ギフトカード」(iTunesカード)と、iPhoneやiPad本体などを購入できる「Apple Storeギフトカード」に分かれていました。
これらのギフト券は、米国では2020年7月に「Apple Gift Card」に統合されています。その海外展開が進む中で、日本でも統合が実現したようです。
実際に筆者のApple IDを見てみると、これまでアプリの課金などに使っていたiTunes残高がそのままAppleギフトカードの残高に移行していました。この残高はオンラインのアップルストアでiPhone本体やアクセサリーなど購入する際に充当できるようになっています。
既存のiTunesカードはそのままAppleギフトカードとしても使えるようです。実際に11月10日の夕方にiTunesカードを購入し、残高に追加してみたところ、Appleギフトカードの残高として問題なく認識されました。
これまでギフト券を送るときには、汎用性のあるAmazonなどのギフト券を選びがちでした。しかしアップル製品をなんでも買えるギフト券が登場したことで、アップルが好きな人には間違いなく喜ばれる贈り物になりそうです。
iTunesカードの割引販売が狙い目
贈り物としての用途以外にも、iTunesカードを安く買う方法が節約術として注目されています。アプリやゲームの課金だけでなく、iPhoneやiPad本体をおトクに買える可能性があるからです。
たとえば楽天市場には「App Store & iTunes 認定店」があり、ポイント還元を受けながら額面通りの金額でiTunesカードを購入できます。筆者の場合、いつも楽天の「お買い物マラソン」などのセールを利用して購入しています。
11月15日追記
楽天市場の「App Store & iTunes 認定店」が、「Apple Gift Card 認定店」にリニューアルしました。
au PAYマーケットの場合、iTunesカードを買えるのはauまたはUQ mobileの5G契約の人のみ(UQの4G契約やpovoは不可)という制限があるものの、Pontaポイントからau PAYマーケット専用のポイントに「1.5倍」で交換する仕組みがあり、かなりおトクに買えそうです。
このように携帯キャリアや家電量販店、ECサイトなどは割引販売をすることがあり、狙い目といえるでしょう。それ以外にもiTunesカードはさまざまなルートで流通しているものの、Appleギフトカードの規約に反する場合は無効化やアカウント停止の恐れがあると定められています。購入の際には正規の販売店かどうか確認することをおすすめします。