アップル、2020年前半に『iPhone SE2』発売か。ただしサイズは『iPhone 8』並
アップルは2020年第1四半期に低価格な『iPhone SE2』を発売する予定だと、TFインターナショナル・セキュリティーズの著名アナリスト、ミンチー・クオ氏が10月3日に発表しました。
クオ氏の発表によると、『iPhone SE2』のフォームファクタとハードウェア仕様は『iPhone 8』とほぼ同じだということです。
異なる部分としてプロセッサには現行の『iPhone 11』シリーズと同じA13 Bionicチップを、メモリは3GBを搭載するとみられています。
クオ氏は『iPhone SE2』の出荷台数は、2020年内に3,000~4,000万台に達すると予測しています。
サイズが大きくなることに注意
筆者のように手が小さい人にとって『iPhone SE2』の登場は喜ばしいことですが、気をつけなければいけない点はフォームファクタがほぼ同じ、つまり物理的な大きさが『iPhone 8』とほぼ同じだということです。
『iPhone SE2』と聞けばあの4インチサイズのコンパクトさを思い浮かべます。しかし、『iPhone 8』とほぼ同じなのであればそれは4.7インチサイズです。
クオ氏もこの『iPhone SE2』は現在『iPhone 6』や『iPhone 6 Plus』を使っているユーザーが対象だとしており、『iPhone SE2』は「小ささ」ではなく「価格」を重視した製品だと考えられます。
ちなみに『iPhone SE』の発売時の価格は5万2800円からでした。5万円台の『iPhone』、けっこう売れる気がします。