ポストコロナの農業の方向性(下)
ポストコロナ時代の日本農業を考えるためには、コロナ以前から始まっていた社会の課題を検討しその方向性を考えていく必要がある。なぜなら新型コロナは元々存在していた社会のひずみや格差を拡大させていると感じるからだ。国連の発表によれば、新型コロナの影響により、飢餓が拡大し今年末までに新たに1.3億人から2.5億人が飢餓状態に陥ると警告した。また欧米では、農業の基幹労働力であった外国人季節農業労働者が国境制限等で入国できなくなり、食料供給が不安定化する事態が起こっている(※3)。
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