韓国は2日連続で一日の感染者が27人 5月には終息宣言か!?
韓国中央疾病対策本部が今日(15日)午前10時に発表した韓国の感染状況によると、韓国の昨日(14日)の国内感染者は前日と同数の27人。
一時は世界で2番目に感染者が多かった韓国は4月1日の101人を最後に三桁は一度もなくこの1週間は39人、27人、30人、32人、25人、27人、27人と推移し、1週間合計で207人。この3日間は20人台で推移している。
(参考資料:韓国の新規感染者は25人!2月19日以来最小!)
一方、日本はこの1週間は514人、573人、634人、719人、499人、294人、482人とすべて三桁で、合計で3715人。韓国の約18倍である。
累計では日本は韓国の1万591人に対して8903人と1688人少ないが、このままブレーキがかからないと1週間後には韓国を上回ることになる。
首都・ソウル市は前日よりも2人多い、5人の感染者が確認されたが、この1週間は11人、5人、3人、2人、8人、3人、5人と推移し、延べ37人。一方、東京の1週間の感染者は1117人。この1週間だけをみると、ソウルは東京の30分の1。
ソウルは2月23日に、東京は1日遅れの24日に最初の感染者が確認されているが、ソウルは累計で617人。一方の東京は2320人。3週間前の3月24日の時点では東京は172人と、ソウル(334人)の約半分に過ぎなかった。
新天地教会を中心に集団感染が発生し、韓国全感染者の64.4%を占めている大邱市(感染者6823人)の新規感染者は僅か1人だったが、2番目に感染者の多い慶尚北道(1348人)と3番目に多い京畿道(645)ではそれぞれ6人の感染者が確認された。
前日に感染者がゼロだった人口350万人の韓国の第2の都市・釜山(127人)と観光地の済州島(13人)で新たに1人確認されたが、韓国の17の市・道のうち、4番目に感染者が多い忠清南道(139人)を含め9の地域では感染者は一人も確認されなかった。
韓国の完治・退院者は前日よりも82人増え、7616人となり、今なお隔離治療中の感染者は2750人まで減少した。3月20日の時点では隔離者(6325人)は退院者(2233人)よりも2.8も多かったが、8日後の3月28日に隔離者4523人に対して退院者が4811人となり、逆転していた。
なお、韓国のPCR検査は累計で53万4552件。日本も前日よりも1万849件増え、8万9551件。検査数では韓国は日本の約6倍である。
韓国はこの2週間、国会議員選挙運動の真っただ中にあったが、本日が投票日である。2週間後も感染者数が増えていなければ、5月中の「終息宣言」もあり得るかもしれない。