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【手帳2025】創刊70年の歴史手帳が今年も登場。蔦屋重三郎の年譜や歴史百科Web、読者プレゼントも

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 吉川弘文館の歴史手帳。歴史に関するありとあらゆる基本情報がこれでもかと詰め込まれた便覧ページは、予定記入欄のページ数に肉薄するほどのボリューム。なんと、トータル182ページにもなります。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家 の舘神龍彦です。

 今回は歴史手帳2025(吉川弘文館)を紹介したいと思います。

蔦屋重三郎の年譜も掲載

 歴史手帳を語る上で避けて通れないのが、巻末の歴史資料です。日本はもとより海外に至る各種歴史資料がこれでもかという密度で掲載されています。

 例えば、幕府の歴代将軍。それも鎌倉幕府の4代目以降もちゃんと掲載されています。江戸幕府の歴代老中も一覧。いずれも名前と在位年までずらっと並んでいます。

 そして来年の大河ドラマ「べらぼう」の主人公、蔦屋重三郎の年譜も掲載されています。ドラマを見ながら、年譜で進行を確認。また別のページの江戸時代に関する資料を見れば、人物やその時代に関する理解が一層深まりますね。

歴史百科Webも登場

 今回の最大の目玉というべきなのがこれ。公式サイトでも告知されていますが、歴史手帳関連の情報がWeb上で公開されています。手元にあると便利な情報(「便利付録Web版」)や、これまでの歴史手帳に掲載されながら今回はなくなく削られた情報(「歴史手帳アーカイブ」)などを、スマホやパソコンから見ることができます。また閲覧にともなう課金はありません。歴史手帳2025購入者の特典です。

なおURLは、購入者のみがアクセスできるように非公開となっています。

以下のURL(デモ版)でも、一部コンテンツが見られるようです。

https://www.yoshikawa-k.co.jp/demorekishihyakka2025zkutbvjy

豪華プレゼントも

 プレゼントもあります。歴史手帳Web2025にアクセスして、手帳に付属するキャンペーンコードを入力して応募フォームに入力するか、または歴史手帳に同封されたプレゼント応募はがきに必要事項を記入して応募します。 

 応募はどちらか1回です。当たるのは抽選で1000名というから、なかなか太っ腹ですね。

 歴史手帳、今年はいろいろ盛りだくさんです。是非チェックしてみてください。

製品情報

書名:歴史手帳2025 吉川弘文館

価格:1300円+税

サイズ:A6サイズ(文庫サイズ)

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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