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【2022年上半期まとめ】美味しくて感動した「板チョコ」BEST7

チョコレート大事典ケイチョコレートライター

2022年上半期に食べた「板チョコ商品」の中から特に、「これ知ってました?おすすめよ!」って伝えたい、自分なりの「BEST7」をまとめてみました。

「ボンボンショコラ」のBEST7はこちら
そして「チョコスイーツ」BEST7はコチラのページでそれぞれ公開中です!

・期間中、私が実際に食べたもの
・「え?そんなのあるんだ!」って驚いてもらえるもの

などを条件に選出しています。

「チョコレートナイーブ」のドリアン

しょっぱなから「え?!」というユニークな1枚をご紹介します。

リトアニアの東部の小さな町でクリエイトされる、ドマンタス・ウジュパリス氏によるビーントゥバー(↓用語解説参照)チョコ「チョコレートナイーブ」から「ドリアン」をピックアップ!

もともと、「ケフィア」や「ポルチーニ茸」といった変わった素材を使用することで知られるブランドなのですが、ついに?「ドリアン」ですよ…(笑)

ドリアンの美味しいところだけを抽出したような味わいで、臭いとかエグイとか、一切そういう事は感じず。

初体験には向かないかもしれないけれど、いつかはぜひ体験してもらいたい、ちょっとマニアック…だけどオススメな1枚です。

■「チョコレートナイーブ」オンラインショップ(外部サイト)
■「ビーントゥバー」とは?用語解説(外部サイト)

「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のマンディアンノワール(フリュイコンフィ)

料理界、フレンチ界の巨匠「アランデュカス」が2013年2月に立ち上げたチョコレートブランド「ル・ショコラ・アラン・デュカス」からはフルーツを使った1枚を。

デュカスのマンディアン(↓用語解説参照)はどれも美味しいのですが、特に感動するのは、キャラメリゼしたアーモンド、ピスタチオ、イチジクやオレンジのドライフルーツを乗せたもの。

このマンディアンには、ウイスキーがめちゃくちゃ合います!

お酒好きな方は「ボウモワ12年」。シッカリとスモーキーな香りがカカオとリンク。
飲みやすい「山崎12年」と合わせると、ココナッツのような重いトーンの幸せな甘さとか風味が倍増しますよ。

■「ル・ショコラ・アラン・デュカス」オンラインショップ(外部サイト)
■「マンディアン」とは?用語解説(外部サイト)

「イノセンチュア」のガーナ

福祉事業関連会社を母体とする、阪急六甲駅徒歩圏内のビーントゥバーチョコとコーヒーのお店。

カカオニブがまぶされた「ガーナ」は、爽やかな苦味、やわらかでまるい酸味、甘さによってかなり食べやすい1枚!

カカオニブの食感が、砂糖菓子を噛んだ時にように「シャリッ」と崩れて口に残らないのも嬉しい。

六甲のお店もすごくいい雰囲気でおすすめ。スタッフさんも親切です。

■「イノセンチュア」公式サイト

「ショコラトリーキャメル」のサモア65%ダークミルクチョコレート

カルディコーヒーファーム」で知られる「キャメル珈琲グループ」による、鎌倉ビーントゥバーチョコ。

「サモア65%ダークミルクチョコレート」は、甘いのにちゃんと苦くって、そこにヨーグルトっぽい酸味が加わる感じの味!

シャラッとしたシルクのような舌ざわりなんですが、キメが荒いワケではなくって、最後はなめらかに溶けていきます。

さすがカルディ…。

パッケージの可愛らしさや、チョコの薄さ、パキッと割りやすいモールド(型)もイイですね。

■「ショコラトリーキャメル」オンラインショップ(外部サイト)

「チョコレートフロムヘブン」のアーモンドキャラメルシーソルト

ベルギーのオーガニック&フェアトレードチョコレート。

人が雲に頭突っ込んだイラストがあまりに可愛くって、ほぼジャケ買いしたブランドなんですが、こちらの「アーモンドキャラメルシーソルト」が想像以上のヒットでした!

誰が食べても思わず笑ってしまう美味しさ。甘さと風味。

アーモンドの香ばしさもあるので、まさに「塩キャラメルポップコーン」のあのノリが楽しめます。

高級なショコラブランドと比較すると、どっしりシッカリとした大きさの板チョコで、気兼ねなくモリモリ食べられるのも嬉しいポイントです。

お仕事のお供系ですね。

「ユミコサイムラ」プレフェリータ

京都生まれの日本人シェフ 才村由美子さいむらゆみこ)さんによるイタリアのブランド。

バレンタインシーズン以外では、なかなか手に入れづらいレアなブランドなのですが、現在、神戸にありますフェリシモの「チョコレートミュージアム」ショップにて特別な板チョコを購入することができます。

「プレフェリータ」は、自家農園のフルーツをセミドライにしたもの…を正方形のタブレットに、どどどんどん!と乗せた1枚。

柑橘の皮の部分は、「繊維質どこいった?」くらいにジュクジュクになった絶妙な食感、味わいはもちろん、フルーツの美味しいところだけを残しています。レモンは、ちょうど良い苦味が、よ~く熟した果実の味わいをフォロー。

アプリコットは、肉厚でミチミチミチッとした食感が楽しいです。

■「フェリシモ チョコレートミュージアム」公式サイト(外部サイト)

「ノエルベルデ」エクアドル苺ホワイトチョコレート

エクアドルの味を日本人の味覚で最大限に引き出した、Earth to Bar(アーストゥバー)チョコレートブランド…からバレンタインシーズンに登場したホワイトチョコ。

未脱臭のRAWカカオバターをさらに低温熟成させた「発酵カカオバター」をふんだんに使用しています。柔らかな香りゆえ、バニラエッセンスなども加えてないそう。

一般的な「ホワイトチョコレート」とは違うカテゴリーと言ってしまってもいいくらい、特別な味わいです。

ホワイトチョコ特有の日本酒?甘酒?のような味に、イチゴの酸味と、カカオニブの組み合わせ。味わいも食感もさまざま、かつ、一歩間違うと臭みが出そうでもある組み合わせなのに、ちゃんと丸くまとまってる…というようなイメージです。

限定商品だったため、現在こちらの商品はお取り寄せできませんが、オンラインショップではなかなかチャレンジングなチョコレートたちを選ぶことができます!ぜひ。

■「ノエルベルデ」オンラインショップ(外部サイト)

チョコレートライター

1年で200種類のチョコレートをお取り寄せ、365日毎日チョコ生活のライター。趣味は、ローカルなチョコレートショップ巡り。サロンデュショコラアンバサダー2022&23。「チョコレート大事典」「35-45WOMAN」編集長。潮出版社より『特別講義「ひきこもり大学」』発売中。

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