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フルーツとしてのカカオを楽しむ!ピンクの甘酸っぱい液体の正体は…?

チョコレート大事典ケイチョコレートライター

ここ数年、高級ショコラやビーントゥバーといったこだわりのチョコレートが話題となる中、その原料であるカカオにも注目が集まっています。

今回ご紹介するのは、そんなカカオから作られる新素材「カカオフラバノール・エキス」。

長年チョコレートを作り続けている明治が自ら「本気の挑戦」と銘打ち開発したもので、それを使ったゼリー飲料やドリンク、ソリッドチョコレートといったプロダクトを展開しているんです!

今回の主役は…「カカオフラバノール・エキス」

発酵をコントロールした特別なカカオ豆をエキスに加工するといった独自の技術で作られた新素材。

カカオ豆に含まれるカカオポリフェノールの一群です。

「FOODEX JAPAN2023」明治ブースにて撮影。いろいろ教えていただきました。
「FOODEX JAPAN2023」明治ブースにて撮影。いろいろ教えていただきました。

ピンクカラーの理由はアントシアニン♪

今回体験したのは…明治 カカオフラバノールゼリー

と、そんな新素材を使ったプロダクトから、今回、ゼリー飲料「明治 カカオフラバノールゼリー」を体験しました。(ちなみに私はAmazonで購入!)

こちらは「カカオフラバノール・エキス」にカカオ果汁を加えて作った「カカフル・シリーズ」のひとつです。

参考画像:カカオの実の模型。チョコ作りセミナーで撮影。
参考画像:カカオの実の模型。チョコ作りセミナーで撮影。

実際にいただいてみると、想像よりも複雑なお味。

強い酸味の中に、熟して腐る直前の果実のクセ、粘膜に残る渋みがあります。

いちじくやさくらんぼ、カキ、赤紫蘇ジュース、ライチなどいろんなイメージが。

カカオパルプのシロップともまたちょっと違った印象なのは、やはり「カカオフラバノール・エキス」の個性でしょうか。

不思議なのは、いや、当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、後味の中にほんの一瞬、酸味があるタイプのカカオを使ったビーントゥバーチョコレートの味を感じること。

やはりカカオなんですね。面白い!

ゼリー状になっているので、時間をかけて味わえますし、満足感もあるので置き換えも出来そうです。

カカオフラバノールエキスについて|株式会社明治(外部サイトに移動します。)

チョコレートライター

1年で200種類のチョコレートをお取り寄せ、365日毎日チョコ生活のライター。趣味は、ローカルなチョコレートショップ巡り。サロンデュショコラアンバサダー2022&23。「チョコレート大事典」「35-45WOMAN」編集長。潮出版社より『特別講義「ひきこもり大学」』発売中。

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