自信が持てない人へ。ヘラクレイトスの名言「永久に変わらないもの、それは…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はヘラクレイトスの名言をご紹介します。ヘラクレイトス(紀元前540年頃~紀元前480年頃)は古代ギリシャの哲学者です。
今回は自信が持てない人に届けたいヘラクレイトスの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
自信が持てない人へ。ヘラクレイトスの名言「永久に変わらないもの、それは…」英語&和訳(偉人の言葉)
「永久に変わることがないもの、それは変化だけである」
ヘラクレイトス(古代ギリシャの哲学者)
諸行無常。この世の全ては一時的なもの。
サッカーJリーグ1部(J1)で最も優勝回数が多いチームはどこか。それは鹿島アントラーズなのですね。アントラーズはこれまでにJリーグを8度制しています。
アントラーズは1993年の開幕時からJリーグに加盟する「オリジナル10」の一つなのですが、当初はJリーグへの参加が危ぶまれていたそうなのですね。その理由は弱かったから。
Jリーグの前身、日本サッカーリーグ(JSL)では2部の中ほどぐらい実力だったのだと。もちろん1部での優勝経験もなかった。
五蘊(ごうん)
仏教に「五蘊(ごうん)」という言葉があるそうなのですね。これは人間を構成する五つの要素を指すのだと。
- 色(しき)→肉体・物質
- 受(じゅ)→感覚(感覚器官を通して得られる心地よい感覚、不快な感覚、そのどちらでもない感覚)
- 想(そう)→イメージ(「受」を感じた後、頭に思い浮かぶもの)
- 行(ぎょう)→意志(行動を起こす前のその意志)
- 識(しき)→判断、認識(受・想・行を取りまとめるもの)
季節は変わる。春になれば花が咲き、秋になれば葉は枯れる。諸行無常。この世の全ては常に変化している。
人間もその例外ではないのですよね。肉体も精神も、人間を構成するあらゆる要素は常に変化している。永続するものなど何一つない。全ては一時的なもの。いずれ変わる。そこに執着する必要などどこにもない。
川の流れのようなものなのだと思うのですね。川の流れは常に変化していますよね。同じ水が同じ場所にとどまるということは決してない。
人間も同じなのですよね。細胞は新陳代謝を繰り返し、思考は常に変化している。その変化の過程を「私」と呼んでいるだけで、そこに実体はないと。
この世の全ては一時的なもの
どんなにつらいときもそれが永遠に続くことはない。親の介護、子育て、仕事の悩み、健康の悩み、それもいつか終わるときが来る。
諸行無常。全ては一時的なもの。良いときも悪いときもそれは永遠ではない。必ず終わるときが来るということ。
自信が持てない人へ。元気が出る世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はヘラクレイトスの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ヘラクレイトスの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ヘラクレイトスの名言を5句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『辛い時に元気が出る名言50選【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、辛い時に読むと元気が出る世界の偉人たちの言葉を50句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に元気が出る世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「もし『お前には描けない』という心の声が聞こえたら、とにかく描きなさい。すると、その声は沈黙します」
フィンセント・ファン・ゴッホ(オランダの画家)
「時には、生きることでさえ、勇気ある行動となる」
セネカ(古代ローマの哲学者)
「人生には心の避難所が二つある。音楽と猫である」
アルベルト・シュバイツァー(アルザス人の神学者・哲学者・医師)
お読みいただき、ありがとうございました!