「人付き合いが苦手」を克服する3つのコツ
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「『人付き合いが苦手』を克服するコツ」というテーマでお話したいと思います。
はじめに、人付き合いが苦手と仰る人ですが、人付き合いが得意か苦手かは、実は、半分ぐらいは生まれつき決まっています。たとえば、赤ちゃんの頃から人見知りが激しい子だった場合は、大人になっても、人付き合いが苦手な人になる可能性が高いです。
世の中には、人見知りが激しい赤ちゃん、そうでもない赤ちゃんがいますが、見知らぬ人に対しての警戒心が強い赤ちゃんは、人見知りが激しくなることが多いです。
よって、「人付き合いが苦手」と仰る人は、半分ぐらいは生まれつきによるものなので、必要以上に自分を卑下することないです。逆に、「人付き合いが得意」と仰る人は、半分ぐらいは生まれつきによるものなので、それほど威張ることではないです。
さて、ここからは、
「人付き合いが苦手を克服する方法」をお伝えしたいと思います。
まず1番目は、
自分を受け容れることです。人付き合いの苦手を克服する第一歩は、自分と上手につきあえるようになることです。自分と上手につきあい、いつも自分が上機嫌でいられるよう自分を大切に扱うことです。
自分を好きになること、自己肯定感をアップさせること。これが人付き合いの苦手を克服するために、1番最初にやることです。自分に自信がないままだと、自分のことが嫌いなままだと、人付き合いが得意にはなっていかないので、このあたりは十分に配慮して下さい。
続いて2番目は、
他者を信頼することです。他者を信頼していなければ、人付き合いの苦手を克服することは、出来ません。まずは他者を信頼すること。他者は自分に危害を加えるような人ではないと信じることです。
他者を信頼することが難しい人は、最初は優しい人とつき合うように心掛けると良いでしょう。そうすれば、他者信頼が高まります。
続いて3番目は、
他者に貢献することです。いっぽう的に何かやってもらおうという姿勢・態度でいない。自分からしてあげる…ということを心掛けることです。人というのは、現金なもので、自分にとってメリットのある人とはつきあおうとしますし、自分にとってメリットのない人とはつきあおうとしないのです。ですから、人付き合いが苦手な人は、相手にメリットを与えられる人になるよう、心掛けてください。他者貢献は本当に大事です。
以上、人付き合いの苦手を克服する3つの方法についてお話しさせていただきました。
もう1度言います。大切なのは、自己受容と他者信頼と他者貢献です。
自分1人で取り組むことに困難を覚える方は、どうぞカウンセラーに会いに行って下さい。そうすれば、今言った3つが、高確率で出来るようになりますので、ぜひお試しください。
続いて、ここからは、
人付き合いの苦手をする細かなテクニックについてお話したいと思います。
1.自分をいつも上機嫌でいさせること。
これは、冒頭でもいいました。自分で自分を、いつも良い精神状態にさせておきましょう。
2.いつも笑顔でいるよう心掛けること。
鏡を見て、笑顔を作る練習をしましょう。練習すれば、最初はぎこちなくてもだんだん上手になっていきます。人は、ぶっきらぼうな顔をしている人より笑っている人のほうが好きなものです。
3.なるべく相手の名前を呼ぶようにすること。
なるべく相手の名前を呼ぶようにしましょう。人は、名前を呼んでもらうとその人に好感を持つものです。ですから、相手との会話中、要所要所で相手の名前を呼ぶようにしましょう。
4.相手の長所を見つけ素直にほめること。
褒められて喜ばない人は、基本いません。いいなあと思ったことは、積極的に相手を褒めるようにしましょう。
5.相手の話に熱心に耳をかたむけること。
人は、自分の話に耳を傾けてくれる人のことが好きなものです。相手の話には熱心に耳を傾けるようにしましょう。
以上です。
最後に、
長々と人付き合いの苦手を克服する方法についてお話してきましたが、あなたが、何人ぐらいの人と、どのくらいの頻度で、どのくらい深くつきあうかは、あなた次第です。そう、あなたが、人とどのくらいの距離をとってつきあうかは、あなたの勝手であり、人からとやかく言われる筋合いのものではありません。
よって、あなたが無理して人付き合いを得意にする必要はありません。あなたは、あなたで、孤独感を覚えない程度に、適切に距離を取って、気持ち良く、ほどほどに人とつきあっていきましょう。
というわけで、今日は、
「人付き合いが苦手を克服する」というテーマでお話しさせて頂きました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。