ひとり旅におすすめ! ソロ温泉で訪ねたい「グルメが充実した温泉地」5選
温泉旅の楽しみといえば、その土地ならではのグルメに舌鼓を打つことだろう。
旅館でゆっくり食事をとるのもよいが、ひとりでの温泉旅(ソロ温泉)であれば、街に繰り出して気軽にご当地グルメを味わうのも楽しい。
そこで、今回は飲食店が充実した温泉地を5カ所紹介しよう。
湯の川温泉(北海道)
函館の海岸沿いに湧く温泉で、市街地に20弱の温泉宿が点在する。源泉かけ流しの宿も多い。
グルメでは、なんといっても、名物のイカ刺しをはじめ海の幸が豊富。函館の朝市などで朝食をいただくのが定番だ。
函館は観光スポットにも事欠かないので、バケーションを充実させたい人におすすめ。函館空港から車で5分の距離で、温泉街には路面電車も走る。アクセス面も魅力だ。
帯広温泉(北海道)
帯広駅周辺は、温泉ツウにも評判なモール泉が湧くエリア。ビジネスホテルでもかけ流しの温泉に入れるほか、温泉銭湯も多数あり、なかでも「アサヒ湯」はモール泉の最高傑作。温泉好きなら、ぜひ近隣の湯めぐりを愉しんでほしい。
観光スポットにもアクセスしやすく、飲食店なども選び放題。名物の豚丼はぜひ味わいたい。お酒が好きな人は、屋台村「北の屋台」がおすすめ。ふらっとひとりで立ち寄れるお店もあるので、直感に任せて暖簾をくぐってみよう。
赤湯温泉(山形県)
ラーメン好きにおすすめの温泉地。
山形新幹線赤湯駅から徒歩15分ほどの距離で、旅館や共同浴場が市街地に混在しており、買い物や飲食には困らない。共同浴場の入浴料はなんと100円である(赤湯元湯は200円)。
赤湯はラーメンが名物で、店により味や個性が異なる。湯めぐりと合わせてラーメンの食べ歩きをするのも楽しい。
越後湯沢温泉(新潟県)
東京駅から新幹線で約70分。新幹線に乗り込んで駅弁でも食べていたら、すぐに到着する距離だ。
飲食店やコンビニなどが並び、駅前にはコワーキングスペースもある。へぎそばをはじめ、地元のグルメが充実。米どころでもあるので、白米や日本酒がおいしく、なかでも越後湯沢駅構内にある「ぽんしゅ館」では、地元の酒を気軽に試飲できる。
温泉はかけ流しと循環ろ過の湯が混在するが、泉質が抜群にすぐれているのが、川端康成も入浴したとされる共同浴場「山の湯」である。
伊東温泉(静岡県)
全国屈指の源泉湧出量を誇る東伊豆の名湯。JR伊東駅を中心に広範囲に温泉宿が点在する。源泉かけ流しの宿も多く、共同浴場の湯めぐりも楽しい。
東海館をはじめ文化的な観光スポットや飲食店が多いのも魅力である。駅前にはスーパーマーケットがあるほか、駅前から延びるアーケード街などに飲食店が充実しているので、宿は素泊まりにして、食事は外で地元の海産物などに舌鼓を打つという手もあり。