憧れのPatagoniaを安全かつ安く買える!中肉中背のメンズがキッズサイズを実際に買ってみたら?
Patagoniaってイイですよね。
アウトドアにどっぷり漬かるまでは、「ウェアにしては高いな~」という認識でしたが、実際に触って、着てみるとその良さが分かります。とはいえ、2児のパパである筆者が考え無しに購入できるような価格帯ではなく、原資の確保、妻の説得など乗り越えるべきハードルが非常に高いのです。
「どうにかしてお得に買える方法はないだろうか...」という事で色々調べてみて見ましたが、結論としては「キッズモデルを検討する」と「セレクトショップのセール品を狙う」が安全かつお買い得にPatagoniaを入手できると分かりましたので、皆さんに紹介したいと思います。
そもそもPatagoniaはなぜあの価格なのか
最近はユニクロやワークマンでも高機能なアパレルが安価に購入出来る様になってきましたが、それらの価格帯と比べるとPatagoniaはどうしても高価に映ってしまいますね。これには「ブランドものだから」という理由ではない、きちんとした根拠があります。
まず、実際手に取ってみると良く分かるのですが、非常に品質が良い。触り心地もいいし、ずっと着ていても楽なんですね。また、公式サイトには長く洋服を着続けるための工夫が紹介されていたり、購入したあとのアフターサービスも充実しているのも特長です。
そして、Patagoniaと言えば環境配慮型の企業としても有名です。環境に配慮した生産方法や、製造する労働者にきちんとした賃金を支払えるスキームを確立しています。それらを支援するという意味でも、Patagoniaを選ぶという方もいるくらいです。
身長低めならキッズサイズも狙える!
さて、本題のお値打ちに購入する方法ですが、まず目を付けたのが「パタゴニアキッズ」です。キッズのサイズ展開は非常に幅が広く、最も大きいサイズではXXLとなっています。
子どもは大人に比べて体温が高いため、生地が大人で使用されている物より薄かったり、裏地が無かったりと工夫がされており、その分価格も抑えられているという訳なんですね。
大人が着る事を考えると、身長156cmで体重49kg目安のXLか、慎重169cmで体重59kgのXXLであれば、体系によっては着られるのでは...という話です。一か八か、身長168cm/体重70kgの成人男性がXXLを着られるか「キッズ・R1 エア・フルジップ・ジャケット」を購入して試した所...ダメでした。
着れないことは無いんですが、一番きつかったのは肩幅。公式サイトでも表記が無かったので計測できなかったんですが、流石にキッズ向けかという所でした。しかし、身長162cm/体重55kgの妻であればジャストサイズ!せっかくなので妻に着てもらっています。
生地は薄手ですが、流石Patagoniaと言った所で、ヒートテックにカットソー、そして「キッズ・R1 エア・フルジップ・ジャケット」の3枚でも、晴れた日の気温8度は平気だったそうです。
在庫処分はセレクトショップならでは
せっかく新しいPatagoniaの服を買える口実になったのに...と肩を落とす私。他に方法はないかな~とネットサーフィンをしていると、とあるセレクトショップのWEB広告で見つけたセール会場でPatagoniaを発見!なんと30%オフというPatagoniaとしては破格のオフ率だったのです。
Patagonia公式はそこまで頻繁にセールもしませんし、場合によってはアウトレットでお値打ちに購入出来ますが、サイズや型が限られる。しかもセールをするとしてもシーズン終わりが基本ですので、「今使いたい!」という時には手に入らないことが多いんですね。
しかし、セレクトショップで仕入れたPatagonia製品については、一般的なアパレルのセールのタイミングで割り引かれることがあるんです。今回、私が購入した「メンズ・リツール・ジャケット」は定価で30,250円の所、19,250円で購入することが出来ました。基本的には在庫処分といった立ち位置だと思いますが、Patagoniaを取り扱っているセレクトショップのECサイトを見てみると思わぬ掘り出し物があるかもしれません。
着る事でもっとPatagoniaを好きになる
Patagoniaはその人気のあまり、偽物も出回っていると聞きます。実際に海外から並行輸入で購入しようとした方が偽物をつかまされてしまったという話もありますし、購入するなら公式か信頼できるショップの方が良いでしょう。
Patagonia製品も決して安い物ではないので、購入するにも勇気がいりますよね。でもカッコいい/カワイイし、着てみたい...そんな方は工夫して安く買うのも手段だと思います。着る事でもっとPatagoniaを好きになれば、今後所得も増えて気にせずPatagoniaを買えるようになったらもっと買う。お値打ちにでもPatagoniaを選ぶという事がブランドを応援する事にも繋がります。
まだまだ冬は続きます。憧れのPatagoniaを着て、身も心も暖かに過ごしてみてはいかがでしょうか。