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体験格差を解消するのにオススメなのは冬キャンプ!「非日常感」を経験してレベルアップしよう

いわもととしたつキャンプクリエイター/アウトドアライター
Photo by PhotoAC

2024年の夏休みは特に注目された「体験格差」。共働きも当たり前になってきた昨今、親の忙しさによって中々子どもに「体験」をさせられないという事も頻発しています。

親としては悩ましい所ですが、「短い期間で豊かな体験をする」という意味では冬キャンプは中々良い経験になります。今回はキャンプインストラクターでもある筆者が「豊かな体験をするための冬キャンププラン」を紹介してきたいと思います。

タイミングは年末の一泊二日

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夏がものすごく暑いのにも関わらずキャンプシーズンと言われるのは、「みんなの休みが合うから」と「装備が軽装で済むから」、そして「川や海などのアクティビティと相性が良いから」という理由。

冬キャンプは重装備になりがちだし、寒くてあんまり活動できないイメージもありますね。しかし、最近はレンタル品が充実したキャンプ場も増えてきており、装備を持っていなくても安心して冬キャンプが出来る所もあります。みんなの休みが合う年末の期間、狙ってみるのも良いのではないでしょうか。

場所はレンタル品が豊かな平地のキャンプ場

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年末ともなると列島はすっかり冬模様。東京都は12月の最高気温が12度、最低気温は3.8度となっており、この辺りですら軽装備では厳しい状況です。そういった意味ではなるべく標高の低い平地のキャンプ場を選んで行きたい所。海沿いも悪くないのですが、風が非常に強いのでなるべく内陸の方が安心です。

いわゆる「高規格キャンプ場」と呼ばれる場所であればレンタル品も充実しているケースはありますが、冬用のテントに加え石油ストーブもレンタルしている所を見つけましょう。準備している所は冬キャンプも想定しているという事で、ある程度手厚いサポートを受けられる可能性が高いです。

冬キャンプは気軽に「サバイバル感」を味わえる

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体験するだけなら夏でも良いのですが、どちらかというと冬キャンプの方が達成感が高いと言ってもいいでしょう。自然の厳しさを体験しながらも、自分たちの頭で考えて対策を立てる。その先にある暖かな感動は、夏キャンプでは感じられません。

また、夏は冬よりも空気が澄んでいる事から星空を綺麗に見る事も可能。街中では見る事の出来ない満天の星空を体験するというのも、一生の思い出になるでしょう。

体調や気候状況には十分注意して

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冬キャンプを体験するにあたって、気を付けて欲しいのは体調と当日の気候状況です。いくら寒さ対策をしたとしても、体調が悪くて免疫力が下がっていると風邪をひいてしまうリスクが高まります。また、想定より寒かったとか、風が強かったなんてこともあるので、小まめに該当地点の天気予報はチェックしておきたい所です。

細かい点で注意する事が多くても、得られる経験は非常に豊か。この冬、子どもに何か体験させてあげたいという親御さんは、冬キャンプも検討してみてはいかがでしょうか。

キャンプクリエイター/アウトドアライター

『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、子どもはもちろん大人の環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。実体験を通したキャンプの知識や雑学、マニアならではの考察についてお届けしていきます。

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