【小田原市】親子で音を感じて楽しむ「うたとピアノのためのお教室 ひなたぼっこ」
今回は「うたとピアノのためのお教室 ひなたぼっこ」という、子ども向けの音楽教室をご紹介します。
私にももうすぐ2歳になる息子がいるのですが、息子はピアノや歌など音楽が大好き。これまで特に習い事などもしていませんでしたが、好きなことはぜひやらせてあげたいと見つけた音楽教室がこちらの「うたとピアノのためのお教室 ひなたぼっこ」でした。
こちらで先生をしていらっしゃるのは山口さんです。
山口さんは音楽大学で声楽科を専攻されていました。大学在学中に音楽療法を学ぶための必須科目で受けた「リトミック」の授業で興味を持ち、その後リトミック指導者コースに進まれました。子どもが好きだったこともあり、大学を卒業後に都内のご実家で子ども向け音楽教室を始められたそうです。
ご結婚後に小田原市へ。そして今年(2022年)の4月から、「うたとピアノのためのお教室 ひなたぼっこ」を小田原でスタートされました。ご自身もお二人のお子さんのお母さんでもあります。
この日で私たち親子が参加させていただいたのは4回目でした。ピアノが大好きな息子は教室に入るなりすぐにピアノへ駆け寄ります。鍵盤を触って音を出し始めると、すかさず先生も息子の弾いている音に合わせて音を奏でます。
ひと通りピアノを弾くことに満足した息子に、次は卵形のマラカスを触らせてくれました。カラフルな色のマラカスは、両手で鳴らしたり、マラカス同士をぶつけてみたり、子どもの手にちょうどフィットする持ちやすい形です。
すると今度は隣にあったトイピアノに興味を持った息子。これもまたなんともかわいらしい音色で、気に入ってしまった様子です。このように子どもの動きや興味に合わせてさまざまな音を体験させてもらえます。
そのうちに、息子の弾くトイピアノに合わせて即興演奏が始まりました。
またこの日は「いもいもほりほり」という絵本の読みきかせの時間もありました。この本の中で何度も出てくる「いもいも ほり ほり」というフレーズに合わせてピアノで音をつけたり、手をたたいたり、四分音符を一緒に見ながらリズムを体感できるように楽しく読んでくださいました。
四分音符は、大きく描かれたものや、小さくカードにしたものを見せてくれました。初めて音符を見る息子も興味津々で手に取ってみようとします。
その他にも息子の好きな曲をピアノで演奏しながら歌ったり、この日は最後にモーツァルトのピアノ・ソナタを演奏していただきました。山口さんの素敵な歌とピアノの演奏は子どもだけでなく、一緒に参加する大人でも思わずうっとりと聴き入ってしまいます。(ぜひYou tubeのチャンネルからも歌やピアノ演奏を聴いてみてくださいね!)
音楽は形がなく「時間芸術」ともいわれるそうです。目に見えないものだからこそ、音楽を“感じる”という感覚を伝えたいと山口さんはおっしゃいます。
また、当初小田原で音楽教室を始められた時はレッスン名を「おやつのあとのうたのじかん」というタイトルで始められたそうです。おやつを食べる時は「幸せな時間」なので、その流れで「音楽を楽しむ時間」にしてほしいという想いがあったとのこと。
現在では「おんがくのじかん」として、月に1度、歌やリトミックを中心とした音楽教室を開催しています。
対象年齢など特に制限はないそうですが、実際に参加されているお子さんは0歳〜小学生低学年くらいまでと幅広くいらっしゃるようです。小さなお子さんがいらっしゃる方や、音楽に興味のあるお子さんなど、ぜひ親子で一緒に音楽を感じる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
実際に参加されたい方や興味のある方はインスタグラムのメッセージにてお問い合わせしてみてくださいね!