ここ東京23区なんです!心がホッと落ち着く寺町で旅情誘う「観音寺築地塀」のある道を歩く
こんにちは、ホリデーノートを運営しているotoです。今回は、「観音寺築地塀(かんのんじついじべい)」がある道をのんびり歩いてきました。
「観音寺築地塀」があるのは、谷根千(谷中、根津、千駄木)エリア。JR「日暮里駅」より徒歩6分、東京メトロ千代田線「千駄木駅」からは徒歩9分ほどの場所にあります。
趣ある散歩が楽しめる「観音寺築地塀」
観音寺築地塀は、2000年に国の有形文化財に登録された土塀。1992年には台東区の「まちかど賞」を受賞しているように、美しい景観が楽しめるスポットです。
江戸時代に造られたとされ、延長37.6mが残されています。間近で見ると、土と瓦を何度も交互に積み重ねて造られているのがよくわかり、上部には雨よけの屋根瓦も見られます。
なかなか谷根千観光では歩かない道なので、ここを目当てに訪れなければ通ることはないかもしれません。人通りも少なく、タイムスリップしたようなのんびりした街歩きが楽しめます。
谷中観音寺を参拝
ここまで紹介してきた「観音寺築地塀」は、”観音寺”とついている通り、谷中観音寺の築地塀です。造られた当時は観音寺の東面と南面を囲っていたそうですが、現在残っているのは南面のもの。
谷中観音寺は赤穂浪士(あこうろうし)にゆかりのあるお寺で、境内には四十七士慰霊塔が建てられています。
赤穂浪士とは、元禄15年12月14日に吉良上野介邸に討ち入りした元赤穂藩士47人の武士のこと。この事件を元にした『忠臣蔵』は何度もテレビドラマ化されています。
谷中観音寺は最近では切り絵の御朱印で人気があります。筆者が訪れたときは花手水も用意されていました。
谷中でクスノキといえば、「大雄寺」のクスノキが有名ですが、谷中観音寺にも大きくて立派なクスノキがありました。
谷中観音寺・観音寺築地塀
住所:東京都台東区谷中5-8-28
電話番号:03-3821-4053
アクセス:JR「日暮里駅」より徒歩6分/東京メトロ千代田線「千駄木駅」より徒歩9分
公式サイト(外部リンク)
「八代目 傳左衛門めし屋」でランチはいかが?
「観音寺築地塀」を散策したあとは、歩いて8分ほどの場所にある定食屋さん「八代目 傳左衛門めし屋」でのランチはいかがでしょうか?なんとフリーwifiも利用できます。
心なごむ古民家を改装したお店で、1階にカウンター、2階にテーブル席。あいにく窓際の席は空いていませんでしたが、窓際の席からはのんびりした谷中の街を眺められるようです。
「八代目 傳左衛門めし屋」では心がホッとする和定食がいただけます。筆者がいただいたのは「アジフライ定食(1,540円)」。ごはんは白米または玄米が選べ、量も選べます。筆者は小盛りにしたので-50円となり支払ったのは1,490円でした。
冷たい玄米緑茶はセルフでいただくことができ、外の暑さで乾いた喉も潤います。このお茶は定食によく合うのだとか。
八代目 傳左衛門めし屋
住所:東京都台東区谷中6-1-27
電話番号:03-5834-8246
営業時間:11:00〜15:00
定休日:月曜日、火曜日