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【ロイヤルホスト】ミラノ風カツレツの絶妙な再現率に驚愕!北から南までイタリア料理をアレンジしたフェア

南森エレナカフェ・旅ライター/スイーツコンシェルジュ

ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」が、世界各国の料理をロイヤルホスト風にアレンジしたロイヤルホストのフュージョンセレクション第3弾「イタリアンピアット」を9月28日(木)から開催しています。

第1弾のシンガポール料理に続き、第2弾では英国料理をアレンジしたメニューが登場。第3弾のアレンジメニューも、イタリアに行ったことがある方は懐かしく感じられるかもしれません。

 今回は、早速ロイヤルホストで第3弾「イタリアンピアット」で提供される料理の数々を堪能してきたのでご紹介します。

約10年ぶりにイタリア料理を展開

歴代のイタリア料理メニューの一部
歴代のイタリア料理メニューの一部

イタリア料理は、ロイヤルホストの海外フェアの中で最も実施回数が多く、これまでに10回以上開催されているのだとか。今回の第3弾は約10年ぶりに展開とのこと。

 写真は、歴代のイタリア料理のメニューブックです。デザインや写真から見えるレトロな雰囲気から懐かしさを感じます。

 今回のロイヤルホストのフュージョンセレクション「イタリアンピアット」では、北イタリア・ミラノで有名なカツレツ、牛肉料理で有名なトスカーナ州のタリアータ、地中海沿岸の南イタリアならではのシーフード料理など、地方色豊かな各地の料理をロイヤルホスト風にアレンジしたメニューが揃います。

前菜とメイン料理の計2皿で楽しむ「イタリアンピアット」

左:「ミラノ風イタリアンピアット」2838円、右:「フィレンツェ風イタリアンピアット」3608円
左:「ミラノ風イタリアンピアット」2838円、右:「フィレンツェ風イタリアンピアット」3608円

フェアのタイトルにもなっている「イタリアンピアット」の「ピアット」とは、イタリア語で「お皿、お皿に盛った料理」という意味。

 前菜に「アンティパストミスト(前菜盛り合わせ)」、メイン料理はミラノで有名なカツレツをアレンジした「ミラノ風イタリアンピアット(ポークカツレツ~サフランリゾット添え~)」または、牛肉にバルサミコソースを添えた「フィレンツェ風イタリアンピアット(牛肉のタリアータ~ポルチーニリゾット添え~)」から好みのメニューを選べます。

前菜+ミラノ風ポークカツレツ

「ミラノ風イタリアンピアット」2838円 前菜:アンティパストミスト 主菜:ポークカツレツ 〜サフランリゾット添え〜
「ミラノ風イタリアンピアット」2838円 前菜:アンティパストミスト 主菜:ポークカツレツ 〜サフランリゾット添え〜

「ミラノ風イタリアンピアット」は、前菜に「アンティパストミスト」、主菜に「ポークカツレツ 〜サフランリゾット添え〜」の2皿で楽しむイタリアンピアット。

共通の前菜

「アンティパストミスト」
「アンティパストミスト」

ミラノ風、フィレンツェ風のイタリアンピアットで共通する前菜「アンティパストミスト」は、イタリア語で「前菜盛り合わせ」の意味。

 南イタリアで有名な野菜のトマト煮込み「カポナータ」にコンソメジュレを合わせグラスに盛り、トマトとモッツァレラチーズ、バジルを使った「カプレーゼ」、生ハム、きのこのマリネ、バジルソースで楽しむ蒸し鶏がワンプレートに。北から南までイタリアを存分に味わえる一皿です。

ミラノ風ポークカツレツ

「ミラノ風ポークカツレツ」
「ミラノ風ポークカツレツ」

今回のイタリア料理の中で個人的に一番気になったのが、主菜の「ポークカツレツ 〜サフランリゾット添え〜」(ミラノ風ポークカツレツ)。実際にイタリアに行ったときにミラノで食べたことがあったのですが、見た目やカツの薄さ、衣のサクサク食感など非常にリアルに再現されていると感じました。

イタリアの定番であるミラノ風カツレツは、子牛肉を使用することが多いのですが、ロイヤルホストでは老若男女問わず楽しめるように国産ポークにアレンジ。

 豚肉を薄く伸ばして、パルミジャーノレッジャーノチーズをパン粉とまぶして焼いています。カツの上にはモッツァレラチーズ、バジル、生ハムを重ねて彩り鮮やかな一品に。

 ミラノ風ポークカツレツのいいところは、肉の薄さにあると思っています。衣と肉の割合が均等になっているので、サクッとジューシーな衣の脂と噛み応えのある肉の質感が絶妙にマッチするのです!

サフランを使ったミラノ風リゾットも、お米一粒ずつの食感がしっかりと感じられてとても丁寧に作られています。サクサクのポークカツレツと一緒に味わってみてください。

前菜+肉料理

「フィレンツェ風イタリアンピアット」3608円
「フィレンツェ風イタリアンピアット」3608円

「フィレンツェ風イタリアンピアット」は、前菜に「アンティパストミスト」、主菜に「牛肉のタリアータ 〜ポルチーニリゾット添え〜」の2皿で楽しむイタリアンピアット。

主菜の「牛肉のタリアータ 〜ポルチーニリゾット添え〜」は、牛肉料理で有名なトスカーナ州の薄切りした肉料理「タリアータ」にバルサミコソースを添えて、パルミジャーノレッジャーノチーズとイタリアンレッドで仕上げた一品。

焼いた牛肉にバルサミコソースがかかっているシンプルな料理ですが、ローストビーフとは異なりレア状態なので、肉の素材の味を存分に堪能できます。パルミジャーノ・レッジャーノを添えるのもタリアータ定番の食べ方です。

ポルチーニリゾットが添えてある
ポルチーニリゾットが添えてある

牛肉のタリアータ には、世界三大キノコの一つであるポルチーニのリゾットが添えてあるのもポイント。日本なら肉に白飯を合わせることが多いところを、リゾットで食べられるのもイタリアらしいですね。

 このリゾットは、ポルチーニの香りを楽しみながら食べられるのが魅力です。マッシュルームもゴロゴロはいっています。コクのあるリゾットも味わってみてください。

アクアパッツァ風の包み焼き

「洋食小皿 〜イタリア風〜 シーフード包み焼き&イタリアン小皿」3278円
「洋食小皿 〜イタリア風〜 シーフード包み焼き&イタリアン小皿」3278円

「洋食小皿 〜イタリア風〜 シーフード包み焼き&イタリアン小皿」は、アクアパッツァ風の包み焼きとフォカッチャ、前菜が楽しめる一品。アクアパッツァ風の包み焼きは、利用客の目の前で包みを広げると魚介やハーブ、ガーリックなどの香りが楽しめるのがポイントです。

 包みの中身は、海老、真鯛、帆立、ムール貝にトマトやブロッコリー、ポテトが賑やかに詰まっています。前菜には、カポナータとコンソメジュレ、カプレーゼに生ハム、蒸し鶏、きのこのマリネ。フォカッチャと一緒に味わってみてください。

 そのほか、大豆ミートを使用したラザニアをアンガスサーロインステーキ&チキングリルと一緒に味わえる「イタリア風グリル ~アンガスサーロインステーキ&チキングリルwithラザニア~」(2948円)や、平日ランチタイム限定の「トリュフクリームオムライスランチ(サラダ付)」(1628円)を楽しめるメニューも。

 第3弾「イタリアンピアット」の販売期間は12月上旬までの予定。この秋は、ロイヤルホスト風にアレンジしたイタリア料理を味わってみてはいかがでしょうか。

ロイヤルホストのフュージョンセレクション第3弾「イタリアンピアット」
販売期間:2023年9月28日(木)~12月上旬予定  
販売時間:10時30分~
販売店舗:全国のロイヤルホスト215店舗  
(羽田空港店、広島空港店、那覇空港店、鹿児島空港店、新千歳空港店、九州大学病院店、名古屋星ヶ丘店除く)
※価格と販売期間、販売時間が異なる店舗があります。
公式ホームページ(外部リンク)
取材協力:ロイヤルホスト

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カフェ・旅ライター/スイーツコンシェルジュ

東京都在住・愛知県出身。NHK「きょうの料理」や「きょうの健康」 などのwebサイトの運用やEテレ「0655&2355」のディレクター業務を経て2016年にフリーランスライターとして独立。現在は、カフェやスイーツ、旅をテーマに雑誌やWebメディアで記事を執筆しています。企画からアポイント、インタビュー、撮影、執筆で年間通して約200件以上の取材をしています。カフェ巡りと旅行が趣味で、時々国内外問わずふらりと旅へ。新しいご当地グルメを発掘するのを楽しみに旅を続けています。/日本スイーツ協会 スイーツコンシェルジュ資格所持者。

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