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【知って得する】料理家が教える「正しいそうめんの茹で方」値段以上の美味しさに!!

お天気ママ料理研究家&気象予報士

こんにちは。気象予報士&料理研究家のお天気ママです。
今回は、そうめんの正しい茹で方を工程順に紹介します。

そうめんは意外と値段が美味しさに反映していて、値段の高いものほどコシがあって喉ごしが良い傾向がありますが、正しく茹でればお手頃価格のおそうめんも美味しく食べることができます。

正しい茹で方で、価格以上のおそうめんに変身させて、お得に夏のそうめんを楽しんでくださいね。

①お湯は1人分1リットル

おそうめんの茹で時間は製品によっても異なりますが1~3分。お湯が少ないと麺を入れたあとに再沸騰する前に茹で時間が経過してしまうことがあります。また低い温度で茹でるとツルっとモチっとした食感にならならず、芯が残ったりしてしまいます。

再沸騰までの時間を短くするために、お湯は1人分100gにつき、1リットルは必要です。2人分200グラムならは2リットルのお湯を準備してくださいね。

最適な茹で時間は製品によっても違うので、パッケージの製品表示を参考にしてください。

②くっつき予防は最初が肝心

そうめんを入れたらすぐに、くっつくのを予防するために菜箸などで大きくかき混ぜます。お粥づくりやマカロニを茹でる時と同じように、最初ほど下に沈んで密着しているので、くっつきやすくなっています。

くっつくのを予防するには最初が肝心で、そうめんを入れたらすぐに、菜箸で大きくかき混ぜてくださいね。

最初に柔らかくなるまで10秒~20秒かき混ぜれば、その後は麺が流動的になるので、ほっておいてもくっつく心配がないので大丈夫です。

③再沸騰したら火を弱める

再沸騰したら吹きこぼれを予防するために、火を弱めて、ゆらゆらの沸騰状態を保つようにします。

お釜で茹でていた時代は「びっくり水」といって、茹でている途中で温度を下げるためにお水を入れていましたが、今はコンロで火加減を調整できるので「びっくり水」の必要はありません。再沸騰したら、火を弱めて吹きこぼれを予防しましょう。

④流水でもみ洗い

茹で上がった麺は、さっとザルにあけて水に浸して水を取り替えながら粗熱をとり、最後に流水でもみ洗いをします。流水でもみ洗いをすることで、麺の周りについたぬめりがとれるので、つるっとして喉ごしがよくなります。

ちなみに、そうめんはしっかり冷やしたほうがモチっとして美味しいので、そうめんと流水がだいたい同じ温度になるくらいまで流水でもみ洗いしながら冷やします。

なかには、揉み洗いをしすぎると風味が落ちると感じる方もいらっしゃるので、ご自身の好みで調整をしてくださいね。

■西は氷水、東はザル

そうめんの盛り付けは、氷水派とザル派に分かれますよね。私は関東育ちでザルやお皿が定番だったので、義理実家で氷水に入ったそうめんを出されたときは、珍しくて上品に感じたのを覚えています。

あるアンケートによると、九州~関西など西ほど氷水の割合が多く、静岡あたりで半々くらい、関東~北の地方ではザルや皿の割合が増えるようです。

日本では西ほど気温が高く夏の暑さが厳しいので、氷水は暑さをしのぐために西の地方で定着した風習なのかもしれませんね。

■まとめ

さて今回は、そうめんの正しい茹で方を紹介しました。正しく茹でれば、お手頃価格のおそうめんもお値段以上に美味しく食べられるのでお得ですよ。

美味しく茹でて、日本の夏をそうめんと一緒に楽しんでくださいね。

執筆/レシピ:お天気ママ(石田よしみ)
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気象予報士/国際中医薬膳師/健康気象アドバイザー/食生活指導士

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料理研究家&気象予報士

せっかちな性格と気象・薬膳の知識を生かして、時短簡単で体にいいレシピや裏ワザを紹介しています。 現在、2児の子育て中の有職主婦。 すぐに作れる副菜や簡単すぎる麺類の料理が得意です。 熱中症予防・夏バテ予防、冷え性の改善、花粉症の軽減など、 季節病・気象病のレシピも随時紹介しています。 ■有資格 気象予報士 健康気象アドバイザー 国際中医薬膳師 食生活指導士®2級

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