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戦うフィンランド(2)

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長
ヘルシンキにあるマンネルハイム元帥の騎馬像(2013年11月、筆者撮影)

1939年11月に交渉が決裂すると、ソ連側の反応が直ぐに現れた。この月末、国境地帯のソ連軍が砲撃を開始した。さらにフィンランドの主要都市へのソ連空軍の爆撃も開始された。冬戦争として知られるようになる戦争が始まった。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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