iPhone『iOS 10』の標準アプリ削除、じつは非表示になるだけ
今年秋にリリース予定のiPhoneの新OS『iOS 10』では、プリインストールされている標準アプリを削除できると話題になりましたが、じつは削除ではなく非表示になるだけであることが分かりました。
これはAppleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギ(Craig Federighi)氏が、Apple系ブログ『Daring Fireball』を運営するジョン・グルーバー(John Gruber)氏のトークショー番組に出演した際に明らかにしたものです。
Deleting Apple’s pre-installed apps in iOS 10 doesn’t actually ‘delete’ them | TechCrunch
フェデリギ氏によると、標準アプリを削除することでホーム画面のアイコンや不要なユーザーデータは削除されますが、アプリのバイナリデータそのものはiOS内に残っているとのことです。
もちろん標準アプリの削除が全く意味がないわけでもなく、以下の全23本の標準アプリを削除することで端末に約150MBの空き容量を作れます。
削除対象の標準アプリ
- 計算機
- カレンダー
- コンパス
- 連絡先(iPhoneのみ)
- FaceTime
- 友達を探す
- ホーム(iOS 10での新アプリ)
- iBooks
- iCloud Drive
- iTunes Store
- メール
- マップ
- ミュージック
- News(日本では未公開)
- メモ
- Podcast
- リマインダー
- 株価
- ヒント
- ビデオ
- ボイスメモ
- Watch
- 天気