曽我ひとみさん 着物に母を思い涙
「母が準備してくれた着物で一緒に写真を」 曽我ひとみさんの願い
毎日新聞北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(65)が、新潟県佐渡市で毎日新聞の単独取材に応じた。曽我さんは2002年に帰国してから10月で22年が経過。拉致問題は全く進展せず、今春から報道機関の単独取材も受けるようになり、焦る気持ちを訴え続けている。一緒に拉致された母ミヨシさん(行方不明時46歳)はいまだ安否が分からず、12月28日で93歳となる。「働き者であまり怒らずいつも明るい母」だったというミヨシさんへの思いを語った。