なぜHSPが生きづらいのか?『共通点』は世の中の…
こんにちは、精神科医しょうです。
HSPとはHighly Sensitive Personと言われ、繊細で敏感、共感性豊かな人のことを指します。近年メディアでも取り上げられることが増えてきましたよね。
「私はHSPと思うのですが生きづらい…」
「どうしてこんなに繊細で生きづらいのだろう…」
このような声をよく耳にすることがあります。
そのため、今日のテーマはHSPが生きづらい理由をテーマにお話していきましょう。
この記事を読んで欲しい人
- 生きづらさを感じているHSPさん
この記事を読むメリット
- HSPさんが生きづらい理由がわかる
この記事の信頼性
- 普段、精神科での診療を行いながら、インスタにて6万人以上のフォロワーさんと関わっている精神科医しょうがお伝えします
なぜHSPは生きづらいのか?
普段、HSPさんとも関わっていて、多くの方が「生きづらい」と口にします。
理由としては様々かと思いますが私の結論としては、「世の中にHSP気質の受け皿が欠如しているから」と思っています。
もう少し深堀していきましょう。
受け皿がないというのは、言い換えると相談できる場所がないからとも言えるかもしれません。
なぜならHSP気質は病気ではありません。
HSP気質とは、繊細で敏感・共感性豊かな「気質」を持つ人のことを指すのであって、病気ではないんです。
実際に、精神科にHSPという診断名も存在しません。
そのため、病院にいってもHSP気質について相談すらできないことが多いでしょう。相談しても性格だからと流されてしまうことも少なくありません。
最近ではHSP気質についての認識が徐々に広がってきてはいるとはいえ、まだまだ十分とは言えません。
HSP気質について専門に相談できる場所など、日本中でも多くはないんですね。
また、家族や友人に相談しても「考えすぎ」と言われたり、病院に相談しようとしたら「病気ではない」と言われてしまう。
にも関わらずHSP気質を持っている本人は、「生きづらい」という苦痛を抱えている。
こんな周囲と本人のギャップが生きにくさに繋がっているんですね。
もう一度言うと、「HSP気質の受け皿がない」ことがHSPが生きづらいと言われる理由なんです。
生きづらさを軽減する方法
とはいえこんな意見もあるかと思います。
「HSP気質の受け皿がないならどうやって生きづらさを楽にすればいいの?」
私は普段からインスタやvoicy、ブログにてHSPさんの生きづらさが楽になる方法を発信しています。
生きづらさが楽になる方法には様々あるのですが、ここでは「自分を整える」方法についてお伝えします。
HSPさんは繊細で敏感、共感性豊かな特徴のために、普段からストレスを過剰に受けやすいんですね。
そんなストレスでクタクタになってしまった自分自身を、「整える」必要性があるんです。
私の1番のおすすめの「整える」方法としては、瞑想があります。
瞑想のやり方
- 静かな環境で目を瞑ってリラックスした格好で座る
- 呼吸のみに意識を向け、5秒息を吸って10秒吐く
- この②の呼吸を10分間繰り返す
瞑想のやり方はこれだけです。意外と簡単ですよね♪
あくまで自分を整える方法の一つであって、自分自身に合った方法を探していくのが一番大切なんです。あなたが好きで快適に感じられる整える方法が一つあるだけでも、気持ちは全然違ってくるんですよ!
まとめ
本日はHSPが生きづらい理由と生きづらさを軽減する方法についてお伝えしました。
HSPさんが生きづらいのは、HSP気質の受け皿がないからなんですね。
受け皿がなければ誰にも相談できず孤独を深めてしまいます。
周囲に相談できず孤独を抱え、さらに悩みは深くなってしまい、何らかの精神症状が出てしまい、精神科を初めて受診するということもあるはずです。
何らかの精神的な病気を発症してしまう前に、生きづらさを少しでも軽減し精神科を受診することを防ぐ。これは私が発信する理由の一つです。
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?
「他人の顔色ばかりみてクタクタ」
「自分の意思で生きられない」
「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」
そんな他人軸に悩むあなたは私のブログ(外部リンク)をチェックしてくださいね。
あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを応援しています♪