【米大学バスケ】八村率いるゴンザガ大、エリート・エイトの相手はテキサス工科大に。相手監督は八村を警戒
3月28日(日本時間29日)にカリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターにて行われた男子バスケットボールの全米大学選手権3回戦(通称:スウィート・シックスティーン)の第2試合が行われて、西地域第3シードのテキサス工科大学が63対44でミシガン大学に勝利して4回戦(通称:エリート・エイト)出場を決めた。
ミネソタ州ミネアポリスにて行われる準決勝(通称:ファイナル・フォー)進出を賭けた西地域決勝戦は3月30日(日本時間31日)にホンダ・センター行われ、ゴンザガ大学とテキサス工科大学が戦う。
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全米2位の被フィールドゴール成功率36.8%、全米3位の59.2失点と鉄壁の守備を誇るテキサス工科大学が、スウィート16の試合でも自慢の守備でミシガン大学を封じ込めた。
前半は僅か16得点にミシガン大学の攻撃を抑え、試合を通してもミシガン大学のフィールドゴール成功率を32.7%に抑えた。とくに外からの攻撃は完全に止めてみせ、ミシガン大学はスリーポイントシュートを19本試みたが1本しか決められなかった。
攻撃ではエースの大型ガード、ジャレット・カルバーがチーム最多の22得点の活躍を見せた。
ゴンザガ大学は全米1位の88.6得点、フィールドゴール成功率53.2%を記録しており、攻撃のゴンザガ大学対守備のテキサス工科大学は『鉾対盾』の戦いとなる。
ただし、ゴンザガ大学は攻撃力だけのチームではなく、被フィールドゴール成功率も全米6位の38.7%と守備もとても良い。
テキサス工科大学のクリス・ビアード監督は、「八村を止めることはできない。それだけは確実だね(笑)。できるだけコンテイン(制御)しながら、チーム全体で抑えるようにしたい。彼は大学バスケ界で最高の選手の一人であり、うちのチームには1対1で彼を守れる選手はいない。だから、チーム全体で守っていく。彼は特別な選手だからね」と八村を警戒する。