この画像の人参は「何切り?」料理人が切り方を「3ステップ」で解説!
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「人参」は好きですか?
人参って食べる機会の多い「定番野菜」の1つですが…意外と『私、苦手なの』という方も少なくないのではないでしょうか?
今回は、そんな定番野菜である「人参」についてのお話です。もっと具体的にいうと…「切り方」についてです。
いきなりですが、皆さんは上にある画像の人参は「何切り」か分かりますか?
実はこれ…「短冊切り」という切り方です。
野菜の切り方って…「料理の基礎」だと思います。しかし、最近はこの基礎を意外と知らない方が多い印象があります。
例えば、レシピで『人参をイチョウ切りにして』と書かれても、『人参のイチョウ切りってなんだ?』と戸惑う方も多いのではないでしょうか。
そこで、料理人である私が実際に皆さんに切り方をお教えしたいと思います。今回の切り方は画像にある「短冊切り」です。
また、皆さんが分かりやすいように「3ステップ」、さらに「画像付き」の実演解説でお送りしたいと思います。
プロの料理人から、直接学べる貴重な内容となっております。タイトルの問いに答えられなかった方は最後までお付き合いください!
今回の目次
- 短冊切りの「定義」と「用途」
- ステップ①:長さを4~5cmに切る
- ステップ②:1cm幅に切る
- ステップ③:好みの厚みの短冊切りに切る
- まとめ
短冊切りの「定義」と「用途」
まずは、短冊切りの「定義」と「用途」について見てみましょう!
短冊切りとは…長さ4〜5cm、幅1cmくらいの食べやすい大きさのことです。
『短冊切り、短冊切り』と言いますが、具体的な用途としては、「炒め物」や「汁物」など、食材の形を活かしつつ、均等に火が通りやすい形状が求められる料理によく使われます。
では、実際に切り方を見ていきましょう!
ステップ①:長さを4~5cmに切る
まずは、人参に両端を少し切り落として、ピーラーで皮を剥いてください。
(今回は分かりやすいように皮を剥いたのですが、食べても気にならない方は皮付きのままでOKです!)
次に、長さを4~5cmに切るのですが、これは「人参を3等分する」でいいです。なぜなら、仮に5cmずつ切って、最後に1cmだけ余ってしまうと正直困るからです。
ステップ②:1cm幅に切る
次は、人参を立てて、1cm幅に切ります。画像の左下に【真上から見た図】を載せてありますので、見てみてください。これも1cm幅とありますが、4等分と覚えて良いと思います。
『もう少し、横幅を増やしたいな〜』と思ったら、幅を1.5cmにしてください。これは大体、3等分です。
※ここで1つ注意です。
幅を1.5cm以上に切ってしまうと、食べる際に箸でつかみにくくなってしまうので、「幅は1.5cmまで」と覚えておきましょう!
ステップ③:好みの厚みの短冊切りに切る
最後に、②で切った人参を倒して、好みの厚みに切ります。この厚みというのは、使う用途によって変わります。
・汁物は…「1〜2mm」
・炒め物は…「2〜3mm
と覚えておくと良いと思います。最初は目で厚みを図るのは難しいと思うので、最初の何回か定規で測って『これぐらいか〜』と、慣れてみてください。少しずつ感覚が掴めるようになりますし、目分量で切れるようになると、料理もスムーズになります。
まとめ
これで、タイトルにある「人参の短冊切り」の完成です。
「切る」ということは包丁を使うということです。必ず、安全に作業することを心がけてくださいね!次は「いちょう切り」かな〜?