勉強をしないで家でゲームばかりする子どもの特徴5選
ある年、保護者面談で驚いたことがあります。Yくんのお母さんが「うちの子、勉強そっちのけでゲームばかりなんです」って。思わず「ウチもです!」って言いそうになってしまいました。
みなさんのお宅でも、似たような悩みありませんか?「宿題やったの?」って聞くと「あとで~」って言いながら、ゲーム画面から目を離さない。そんな光景、よく見かけますよね。
今日は、20年以上子どもたちと向き合ってきた私の経験から、勉強をしないでゲームばかりする子どもの特徴を5つ挙げてみます。これを読んで「うちの子、まさに!」なんて思われるかもしれませんが、大丈夫。一緒に考えていきましょう。
勉強をしないでゲームばかりする子どもの5つの特徴
1. 即時の楽しさを求める
勉強は結果が出るまで時間がかかりますが、ゲームはすぐに楽しめてしまいます。「漢字の宿題やろうよ」と言っても「あと5分だけ!」とゲームに夢中。よくある光景ですよね。
2. 達成感を感じやすい
ゲームはレベルアップやクリアなど、小さな達成感が次々と得られます。「今日、ついに最強の装備手に入れたんだ!」って目を輝かせて話す姿、見たことありますよね。
3. 現実逃避の傾向がある
勉強や日常生活でのストレスから逃れるために、ゲームの世界に没頭してしまいます。テスト前になると「頭痛い」って言ってゲームに逃げ込む子、意外といるんですよ。
4. 自己コントロールが苦手
ゲームばかりする子にとって、「あと10分」が2時間になってしまうことは、よくあります。時間管理が難しいんです。だから、「あと少し」を繰り返しているうちに夜中になってしまう。結果、朝起きられないということにつながります。月曜日の1時間目、居眠りしてる子を見ると「あ、昨日ゲームしてたな」ってすぐわかります。
5. コミュニケーションツールとしての役割
オンラインゲームは友達との交流の場になっているんです。ひと昔では考えられないことですよね。今の子どもたちの会話では、「昨日、みんなでバトルしたの!超楽しかった!」なんて話す姿を見ることがあります。子どもの交流の場が広がりすぎて、心配になりますね。
まとめ
いかがでしたか?「うちの子、全部当てはまる!」なんて思った方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、大丈夫です。完璧な子なんていません。
大切なのは、子どもたちの気持ちを理解しながら、少しずつバランスを整えていくこと。「ゲームは悪!」って禁止するよりも、「30分ゲームしたら、15分勉強しよう」みたいに、ゲームと勉強のバランスを取る習慣をつけていくのが良いと思います。
最後に、保護者の皆さんにちょこっとアドバイス。子どもがゲームばかりしてると心配になりますよね。でも、まずは「どんなゲームなの?面白いの?」って興味を持って聞いてあげてください。子どもの世界を理解しようとする姿勢が、きっと子どもの心を開くきっかけになると思います。
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