Yahoo!ニュース

3時のオヤツ感覚でもいける290円ラーメン〈早くて安くて旨い〉三拍子揃った地元に寄添う博多ラーメン店

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

忙しない日々を過ごす中、混み合うお昼時の食事を避け、時間に余裕のある夕方近くに訪れたい。そんな願いをかなえてくれるのが通し営業のお店。しかも低価格でお財布にもやさしく、飽きのこない美味しいラーメンを提供してくれる。自身にもそんな使い勝手のいい最寄りのお店がある。それが先月(2024年5月17日)福岡県福岡市中央区の「警固」にオープンしたばかりの〈博多ラーメンはかたや 警固店〉だ。

いつでも食べられる博多ラーメン

徒歩で1分ほどの距離感。開業して2ヵ月で3度目の訪問になる。警固、赤坂、大名辺りのラーメン店は、月曜日が店休日のお店が多く、開いているお店も14時を過ぎるとランチタイムが終了するところも多い。そんな中でも慌てず騒がずの通し営業なので、比較的お客さんの少ない14時〜17時が訪れやすく、とても使い勝手がいいので、今後は定期で訪問する機会が増えそうだ。今回もお昼遅めの15時頃に店内へ。先客もチラホラいて、みなさんのんびりと寛ぎながらお食事されている様子だった。

トッピングで少しだけ「具」を贅沢に

左手の券売機前に到着すると、まずは「博多ラーメン:290円」のボタンをプッシュするいつものルーティンを一旦解除。じっくりと今回の仕上がりイメージを頭の中で検討。最初にボタンを押したのは「もやしラーメン:390円」。それに「煮玉子具:120円」「きくらげ具:50円」をトッピングする。これで560円という「はかたや」にしてはめずらしいワンコイン超えの少しだけ贅沢な一品に。

おやつ感覚でいただける「博多ラーメン」

ベーシックな「博多ラーメン」一杯が290円という、他店の追随を許さないカップラーメン並の圧倒的な低価格を実現し、しかも美味しい。今回は500円を超えたけど、ワンコイン以内でも十分トッピングを楽しむことができる。

ファーストフードのスピード感もある

食券を奥の厨房前の受取カウンターでスタッフさんに手渡し、麺の硬さは「カタ」で注文。今回は、はじめてテーブル席に座ってみた。ラーメンが仕上がるまでの時間はほんの少々。あっという間に食券番号を呼ばれセルフ方式の受取カウンターへ向かい、トレーに乗せられたラーメンを受け取りテーブル席へと戻る。

まずはスープを一口。やはりこの時間帯のスープはまとまった印象がしてとても美味しく感じる。細ストレート麺もスープをしっかりと持ち上げピタッとハマる。「はかたや」は郊外店が多く24時間営業の店舗もあり、以前は時間を気にせず朝ラーメン目的で午前中に車で訪れる機会が多かった。夕方から夜にかけての時間帯のラーメンは、あっさりと感じる朝よりも、時間の経過とともに美味しさが増していくのだろうか?そんな想像をしながら〈はかたや 警固店〉のラーメンを、3時のおやつ感覚でサクッと美味しくいただくのも楽しみの一つ。

地元の人々に寄り添い続けて48年の老舗店

1976年(昭和51年)の「はかたや」第1号店の開業当初から「博多ラーメン」一杯を290円で提供し続け、いつの間にか福岡での最安値店まで昇り詰めました。現在「博多ラーメンはかたや」は、福岡市内を中心に福岡県内に9店舗を展開中です。年中無休・24時間営業の店舗が今もなお2店舗(福岡市博多区堅粕の「はかたや堅粕店」と同上川端町の「はかたや川端店」)あり「安くて、早くて、美味しくて、いつでも食べられる便利な店」という、開業以来のコンセプトをキープし続け、多くの地元の人々に支持されています。

最後に現在の店舗の運営体制をご紹介

現在の「はかたや」は福岡市内とその近郊に9店舗体制で運営されています。〈博多ラーメンはかたや 警固店〉のほか、福岡市博多区の堅粕の「はかたや堅粕店」、上川端町の「はかたや 川端店」この2店舗は現在も24時間営業中。その他、博多区東光寺に「はかたや 筑紫通店」、南区那の川の「はかたや 百年橋店」早良区西新の「はかたや 西新店」、太宰府市高雄の「はかたや 太宰府店」、春日市宝町の「はかたや 春日店」、大野城市錦町の「はかたや 大野城店」の計9店舗を展開しているので近くに寄られた際は、お立ち寄りください。

博多ラーメンはかたや 警固店

住所  :福岡県福岡市中央区警固2-11-10
[地図
営業時間:11時00分~23時00分(L.O.22時45分)
定休日 :なし ※要確認
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

RAMEN ANTENNAの最近の記事