【なす】NGな選び方とは?鮮度がよくおいしいものを見分ける方法を八百屋が紹介
こんにちは、八百屋暦10年の青髪のテツです。
夏が近づいてきて、暑くなってきましたね。気温が高くなると、夏野菜が食べたくなるという方も多いのではないでしょうか。
夏野菜といえば、トマトやきゅうり、ピーマンなどありますが、今回はなすについて紹介していきます。
皆さんはなすをどうやって選んでいますか?「なんとなく綺麗そうなのを選ぶ」という方も多いのではないでしょうか。
それも間違ってはいないのですが、せっかくなら鮮度がよくおいしいなすの選び方を知っておけば、今後一生使えるスキルになりますよね。
そこで今回は「鮮度が良いなすの選び方」を紹介していきます。
ナスの選び方
鮮度の良いナスは5個のポイントで選びましょう。
ガクのトゲが鋭い
濃い紫色
表面にツヤがある
ずっしり重い
ヘタの切り口がみずみずしい
なすの選び方①トゲが鋭い
ナスにはガクにトゲがあり、このトゲがしっかり立っているモノほど新鮮です。
またガクが実にしっかりとくっついて反り返っていないモノも鮮度がいいんです。
秋なすはトゲが丸くなりがちですが、夏の鮮度の良いなすはトゲが刺さるほど、ピンとしています。夏のなすは特にトゲに注目して選ぶようにしましょう。
ただ、品種によってはトゲがない品種もあるので、その場合はこれから紹介する他のポイントをチェックしてください。
なすの選び方②濃い紫色でハリがある
鮮度の良いなすを選ぶときは、次になすの「皮の表面」に注目しましょう。
なすは果皮にハリがあり、色が濃い紫色のものを選びましょう。
裸売りされているなすの場合、鮮度が落ちてくると水分が抜けてシワシワしていきます。
シワが一つもなく、ハリやツヤがあるなすを選ぶと良いですよ。
また、なすの紫色はポリフェノールの色です。非常に強い抗酸化作用があり、老化やシミ、シワを予防してくれます。濃い紫色のなすを選ぶと栄養面で得をすることができます。
なすの選び方③ずっしり重い
次になすの重さに注目しましょう。
ナスは成分の90%が水分で構成されています
収穫されて時間が経ってくると、水分が抜けて軽くなっていきます。軽いなすは水分が抜け、実がスカスカして美味しくありません。
持ってみてずっしりと重量感を感じるなすを選びましょう。
なすの選び方④ヘタの切り口がみずみずしい
私がお店でナスの鮮度チェックをする時は、ガク付近を重点的にチェックします。
茄子のヘタはカビが生えやすく、ガク付近の実は腐りやすいんです。腐っているときは実がオレンジ色に変色します。
また鮮度が良いモノはガクと実の間が白〜紫にグラデーションしています。
なすの選び方まとめ
今回は「鮮度の良いなすの選び方」を紹介しました。
今回紹介した方法を使って、たくさんおいしいなすを選んで食べて頂けると嬉しいです。
他にも「レンジで作れるなすの煮浸し」の記事を書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。